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民主労総キム・ミョンファン指導部総辞職…「現場に戻る」

臨時大会で労使政合意案承認が否決された責任

パク・タソル記者 2020.07.24 15:05

民主労総のキム・ミョンファン委員長、キム・ギョンジャ首席副委員長、 ペク・ソックン事務総長が全員辞任した。 彼らは7月23日の臨時代議員大会で 「コロナ19危機克服のための労使政合意最終案」の承認が否決されれば 総辞職するという勝負に出たが、 結局合意案が否決されて全員辞任の道をたどることになった。

キム・ミョンファン委員長は7月24日の立場発表記者会見で 「オンライン臨時代議員大会投票で確認された代議員の皆さんの意をいつよりも重く受け止め、謙虚な気持ちで受け入れる」とし 「予告した通りに任期が5か月しか残っていないが、 責任を取って委員長、首席副委員長、事務総長職を辞任しようと思う」と明らかにした。

続いて「すべての労働者の民主労総を実現するために、 労働運動の社会的責任と役割、交渉と闘争の併行、 社会的対話と労政交渉超企業交渉推進など、 労働運動の念願の課題をきちんと実現する出発点にしたかった」とし、 「私たちの期待と実践意志が実現されずに退くが、 また現場の労働者、組合員に戻ってその実現のための努力と活動は止めることなく続けていく」と明らかにした。

また「民主労総代議員の仲間たちの決定で『最終案』が否決された結果に基づいて、 さらに明らかな民主労総の行く道を作り出すことと期待する。 新しい執行体系を中心としてさらに強固な団結された闘争で労働者の生存と時代的要求を争奪していくことを願う」と話した。

キム・ギョンジャ首席副委員長も最後の挨拶を伝えた。 キム首席副委員長は「不十分だがようやく作った最終合意案を根拠として 脆弱階層、死角地帯労働者のために進もうとしたが、 受け入れられずに本当に残念だ」とし 「それでも民主労総は継続的に社会的対話をしなければならず、 コロナ時代の危機を克服するために果てしなく努力する民主労総になることを願う」と話した。

ペク・ソックン事務総長は「交渉と闘争を併行するという原則が、 あるいは一つの言葉だが、別々のもののように理解されていることはかなり残念だ。 臨時大会で終えられるように助けてくれた代議員、組合員に感謝の言葉を申し上げる。 残念な結果で辞任するが、また組合員に戻り、 民主労総の団結、統合ために連帯する」と話した。

キム・ミョンファン指導部が辞任するにあたり、 民主労総の規約により非常対策委員会が組まれる予定だ。 来週の月曜に予定された緊急中央執行委員会では非常対策委構成を議論する。 規約によれば、非常対策委は中執が委嘱して中央委員会の承認を受けることになっている。 指導部の辞任で委員長が辞任した現在、政務職の幹部も近々役職から辞任する予定だ。

一方、この日の記者会見には労使政合意案に賛成したユ・ジェギル副委員長、 カン・ギュヒョク サービス連盟委員長、イ・ジェジン事務金融連盟委員長、 キム・テソン情報経済連盟委員長、オ・ジョンフン言論労組委員長も参加した。 サービス連盟のカン・ギュヒョク委員長は 「95%の労働者と連帯すべきだという意味で代議員を熱心に説得した。 結果はつらいが、上の言葉を(産別委員長が)共に送らなければならないという判断で ここにきた」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-07-27 21:39:38 / Last modified on 2020-07-27 21:39:39 Copyright: Default

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