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民主労総中執、明日また開催

[総合]キム・ミョンファン委員長、救急車で搬送

パク・タソル記者 2020.07.01 16:05

[出処:キム・ハンジュ記者]

7月1日の午前9時から始まった11次民主労総中央執行委員会会議は、 キム・ミョンファン委員長が会議不可を宣言したため、何の議論もできずに終了した。 民主労総は翌2日の午後にまた11次中執を開くと明らかにしたが、 委員長がショック症状を見せて病院に運ばれ、中執開催は不確かな状況だ。

民主労総は「元々糖尿があって血圧が高いキム・ミョンファン委員長が 出勤を阻止された圧迫とストレスで鼻血を出し、しばらく倒れた。 救急車に乗って近くの江北サムスン病院に移動した」と明らかにした。

この日、労使政合意案を議論することにした中執では何の結論も出せなかった。 キム・ミョンファン委員長は中執会議で傍聴者が退場しなければ会議の進行は難しいという立場を固守し、 開会宣言をしなかった。 労使政合意案に反対する会議の傍聴者は中執が議論を始めれば労使政合意案を廃棄しろと要求したが、 中執が開会もできず、議論は延ばされた。 中執が開かれる前から集まり、労使政合意案廃棄を要求していた左派単位は、 中執が開かれる明日にまた集まる予定だ。

彼らはまたキム・ミョンファン委員長に対し、 ▲労使政合意について何も決定していないことを民主労総が公式のチャンネルを通して明らかにすること、 ▲今後開かれる中執で傍聴権を認めることを要求したが、委員長は答えなかった。

同時刻、非正規職単位も労使政合意案廃棄要求に力を貸した。 「非正規職もうやめろ1100万非正規職共同行動(以下非正規職もうやめろ)」は 7月1日午前、民主労総13階の大会議室で記者会見を行って 「政府がすべきことを放棄したまま、労働者に譲歩だけを要求する 『社会的大妥協』には同意できない」とし 「社会的大妥協がなくても企業は無給休職を強要して解雇するだろう。 それでも社会的大妥協を強行する理由は、 労働者が戦えないようにクツワをはめること」と批判した。

[出処:キム・ハンジュ記者]

キム・ミョンファン委員長は活動家、組合員の反発にもかかわらず、 始終一貫労使政合意案に対する強行処理の意志を見せた。 キム委員長は中執の進行が難しくなると臨時代議員大会を開いて労使政代表者会議を案件に上げると述べた。 労使政合意案は中執でも処理が難しくなって、 代議員大会という民主労総の最高議決機構をまた出してきたと見られる。

社会的合意に反対する活動家、組合員たちは 「ただ苦痛を転嫁するだけの内容の社会的合意を最後まで強行しようとするのか」とし 「すでに代議員大会で議論すべきだったのに中執で失敗して、 また代議員大会を開くというのは結局、 組合員の声を無視して自分の思い通りに社会的な妥協をするということ」と反発した。

一方、この日の午前に開かれる予定だった 「コロナ19危機克服のための労使政代表者協約式」は 民主労総委員長の不参加で取り消された。 李載甲(イ・ジェガプ)長官はこの日、ブリーフィングで 「昨日(労使政)合意に至り、今日書面合意をすることにしたが、 民主労総に予期できない状況が発生して、委員長が出席できなかった」と明らかにした。 もしキム・ミョンファン委員長が組織の承認なく独断的に労使政合意をしたことが 明らかになれば、影響は大きくなると予想される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-07-06 00:35:58 / Last modified on 2020-07-06 00:35:59 Copyright: Default

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