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「韓国の非正規職は死ぬ」…コロナ解雇禁止13kmデモ

「非正規職の緊急で切迫した声をあげる」

ウン・ヘジン記者 2020.06.20 15:12

非正規職労働者と市民約300人が コロナ19緊急要求案をかかげ、13.8kmのソウル都心デモ行進をした。

「コロナ19非正規職緊急行動」は6月20日午後1時、 クーパン本社(蚕室駅)の前で事前集会を開き、 「98%が非正規職の職場、クーパン本社で解雇に正面から闘うアシアナ非正規職座込場がある鍾閣駅まで、 40里の徒歩行進を始める」とし、 「非正規職労働者の緊急で切迫した声をあげる」と明らかにした。

彼らは6月4日から15日まで、政府のコロナ19緊急支援対策の再検討を要求して、 21代国会議員全員に「コロナ19非正規職緊急要求」を伝えた。

金属労組現代車非正規職支会のキム・ヒョンジェ支会長は集会で 「政府が財閥にコロナ19の支援をするように、 非正規職労働者を一度でも考えれば、 非正規職労働者たちは死なない」とし 「財閥はコロナ19状況で経営危機を訴えて、 非正規職労働者たちを解雇の断頭台に上げ、 それを国家権力が幇助する非常識な社会に対する闘争の第一歩を 40里デモ行進に続けよう」と話した。

クーパン発コロナ19被害者の会のコ・ゴン代表は 「どんな場合でも非正規職を消耗品扱いしてはいけない」とし、 「クーパンは物流センターで確診者が発生したのに知らせずに隠し、 翌日の24日に出勤と延長勤務までさせ、25日にも出勤させた。 積極的に帰宅措置していれば被害は深刻でなかった」と指摘した。

公共運輸労組アシアナケイオー支部のキム・ゲウォル副支部長は 「非正規職労働者は雇用危機で簡単に捨てられる。 クーパンの労働者たちは命をかけて人々に衣食住を安全に配達する努力してきた。 しかし文在寅政府は クーパン労働者たちを無視して死に追い込んでいる。 政府は整理解雇非正規職労働者の権利保障のためにすぐ解決しなければならない」とし 「今回の非正規職2次行動は、死と解雇を止める歩みだ。 政府はこの歩みに対する責任を取らなければならない」と伝えた。 アシアナケイオー整理解雇者などは整理解雇撤回を要求し、 5月15日に錦湖アシアナ本社前にテントを設置したが、 鍾路区庁によって二回撤去された。 これに対して解雇者たちは6月19日に三回目の座り込みテントを設置した。

非正規職もうやめろ共同闘争のキム・スオク共同招集権者は 「基幹産業40兆ウォン支援には一人の非正規職も含まれていない。 非正規職100%を解雇して、正規職の90%だけが雇用維持すれば、 国民の血税40兆ウォンがそのまま大企業のポケットに入る。 どうしてこれが一つの雇用も守るという大統領の約束か」と糾弾し、 解雇を止めるために今回のデモ行進を始め闘争を続けると明らかにした。

彼らは午後2時20分頃、蚕室駅のクーパン本社前から出発して、 蚕室大橋、建大入口駅交差点、漢陽大駅、東大門歴史公園駅、 全泰壹橋を通り、鍾閣駅のアシアナケイオー座込場までの約13.8kmを歩く。 また彼らは午後6時頃にデモ行進の後、 錦湖アシアナ本社前のアシアナケイオー座込場で整理集会を開く。

一方、デモ行進の参加者は、防疫当局の生活防疫指針に積極的に協力する計画だ。 非正規職緊急行動は発熱などのコロナ19症状が疑われる人の参加を禁止して、 マスクの着用をはじめ、1m以上の物理的距離をおいてデモ行進を行う。

「コロナ19非正規職8大緊急要求」は、 △すべての解雇禁止、 △非正規職、中小零細事業場労働者に休業手当て、失業手当支払い、 △移住労働者に差別ない同一支援、 △すべての労働者に労組をする権利保障、 △すべての労働者に四大保険適用、 △傷病手当て保障、 △30大財閥社内留保金1000兆ウォン還収、 △重大災害企業処罰法制定の 8項目を内容としている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-06-28 17:49:27 / Last modified on 2020-06-28 17:49:28 Copyright: Default

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