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金太年「民主労総、社会的大妥協ために何を出すのか話せ」

社会的対話の中で…労働界圧迫を始めた民主党?

キム・ハンジュ記者 2020.06.17 14:32

共に民主党の金太年(キム・テニョン)院内代表が 民主労総のキム・ミョンファン委員長と非公開で会った席で 「民主労総が要求する以外に、 社会的大妥協のために何を出すのか話さなければならない」と話した。 最近「コロナ19ワンポイント」の労使政対話が続いているなかで、 民主党が労働界の譲歩を強調したわけだ。

[出処:金太年議員室]

キム・ミョンファン委員長は6月17日午前11時に金太年(キム・テニョン)院内代表室を訪れ、面談を進めた。 キム委員長は金太年院内代表に、 ▲全国民雇用保険、 ▲災害期間すべての解雇禁止、 ▲脆弱労働者最優先保護、 ▲全泰壹3法(労組法第2条改正・5人未満事業場労働者勤労基準法全面適用・重大災害企業処罰法)を要求した。

朴省俊(パク・ソンジュン)院内報道担当者は面談後にブリーフィングを開いて 「金太年院内代表が『全国民雇用保険制は長期推進課題』と話した。 また『(制度導入は)財政の裏付けが必要だ』、 『現実的な条件のために困難がある』、 『速度調節が必要だ』と話した」と伝えた。 金院内代表が民主労総核心要求事項の全国民雇用保険制に難色を示したのだ。

それと共に 「キム院内代表は『(コロナ19によって労働者が直面している) 実際の状況が難しいのなら、他の短期的な代案を模索する方法も必要ではないか。 社会安全網拡大の方向性を持った国民就職支援制度が対案かもしれない』と話した」 と朴院内報道担当者は伝えた。

金院内代表はこの日の面談で、労働界の譲歩を強調した。 朴院内報道担当者は 「キム院内代表が 『経済団体にも要求するのではなく、何を出すのか話せと言った。 民主労総も社会的大妥協のために何を出すのか言わなければならない。 社会的大妥協の端緒を作れるように、民主労総が助けてほしい』と強調した」とした。

金院内代表はこれに先立ち、同日午前9時30分に開かれた最高委員会会議でも 整理解雇などの労働者の危機状況に対する言及はせずに「企業の危機」だけを強調した。 金院内代表は環境労働委員会など、常任委の積極的な対応を強調して 「コロナ19の余派で韓国企業の1分期の利益は減り、借金は増えた。 コロナ状況が長びけば、難しい企業はさらに大きな衝撃を受けるだろう。 今回の追加経費は墜落の危機に瀕した韓国企業と経済の命綱にしなければならない」とした。

一方、6月18日にはキム・ミョンファン民主労総委員長、 丁世均(チョン・セギュン)国務総理などが参加する労使政代表者会議が開かれる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-06-26 08:07:39 / Last modified on 2020-06-26 08:07:40 Copyright: Default

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