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コロナ拠点病院のドンサン病院、食堂労働者を大量解雇か

[コロナ整理解雇津波が押し寄せる]

キム・ハンジュ記者 2020.03.31 13:15

[出処:大邱ドンサン病院ホームページ]

コロナ19拠点病院の大邱ドンサン病院が 食堂労働者に対して集団解雇を通知した。

公共運輸労組医療連帯本部(以下労組)によれば、 ドンサン病院は3月13日、食堂労働者22人に4月14日付で勤労契約を終了すると通知した。 ドンサン病院は2月21日「コロナ19拠点病院」に指定された。 2月25日に病院側は感染危険が高いという理由で、 患者と職員の食事を弁当で支給することにし、食堂の運営中止を決定した。

食堂閉鎖で休業手当ての70%を受け取っていた労働者たちは、 勤労契約終了通知は「大量解雇」だと対抗している。 労働者たちはコロナ19を理由に解雇してはならず、 休業手当てを支払う方式で雇用を維持することを要求している。 労組は病院側が「コロナ19の拠点病院として運営されてからの状況は分からない」という回答しか出さなかったと明らかにした。

この食堂の労働者たちは、2010年から食堂外注化撤回および直接雇用闘争を展開してきた。 2019年3月に医療院側は外注業者非正規職26人を直接雇用した。 だが1年の勤労契約期間をおいたため、彼らは非正規職の境遇から抜け出せなかった。 このような状況で、医療院側は勤労契約期間という弱点を利用して労働者の大量解雇にのり出したのだ。

労組の関係者はチャムセサンとの通話で 「ドンサン病院は扉を閉めたわけではない。 病床を運営しており、構成員はそれぞれの役割を果たさなければならない状況」とし 「労組は(病院側に)働かせてくれと要求している。 コロナ19事態がいつ終息するかわからないが、 休業手当てを支払う方式で雇用を維持するのが正しい」と話した。

労組のドンサン医療院分会は 4月1日、大量解雇に対抗する闘争計画を議論する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-04-08 20:28:28 / Last modified on 2020-04-08 20:28:29 Copyright: Default

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