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クーパンマン、休まず10時間労働、「2年で物量は3.7倍増加」

「クーパン配送産業は拡大したが、主役の配送労働者の処遇は放置」

ウン・ヘジン記者 2020.03.18 16:53

今年のアジア太平洋革新企業2位に選ばれたクーパンで配送労働者たちが 殺人的な労働強度に苦しんでいるという暴露が続いている。

公共運輸労組空港港湾運送本部クーパン支部(支部)は3月18日午前11時、 公共運輸労組事務室で記者会見を行って 「クーパンの今年4月の物量は、暑さで物量が多かった昨年8月より22%も増加した」とし 「拡大する配送産業において、まさに配送産業の主役である配送労働者の人生と処遇は 後退するか放置されている」と批判した。

これまでクーパンは、直接雇用、契約延長および正規職転換、 法定労働時間遵守などを打ち出して、 クーパン配送労働者たちが良い労働条件で働いていると強調してきた。

だが実際には10時間の配送業務をするクーパンマンの73%は 休憩時間をきちんと使えずにいた。 クーパンマンの休憩時間は形式上は自律だが、 過度な物量を時間内に処理するために休憩時間を割かなければならなかった。

支部が昨年8月にクーパンマン228人(正規職119人、非正規職169人)を対象として オンライン アンケート調査を実施した結果、 回答者の32%(93人)は休憩時間を全く使えなかった。 1日に1時間以上休憩時間を取るクーパンマンは79人で、27%に過ぎなかった。 この他に50分未満という応答は11%(30人)、 30分未満が20%(56人)、20分未満が9%(27人)だった。

非正規職クーパンマンの状況はもっと深刻だった。 非正規職回答者のわずか18%(30人)程度だけが1時間以上の休憩時間を取っていた。 だが正規職は44%(119人中49人)で26%pの違いが生じた。 休憩時間を全く使用できない非正規職は37%(63人)に達した。 非正規職クーパンマンの82%(139人)が休憩時間をきちんと取れないのだ。

正規職と非正規職の夜昼勤務割合の格差も相当だった。 非正規職回答者のうち夜間勤務者の割合は39%で、正規職の29%より高かった。 支部は「正規職の回答者のうち昼間勤務者の割合が(非正規職より)高く、 相対的に休憩時間を取ることもでき、それでも良い条件にあると見られる」と分析した。

労組が公開したクーパンマンの一日の物量と配送完了時間、配送間隔が記録された資料によれば、 配送間隔はほとんど1分未満から3分内外だった。 夜間クーパンマンA氏の昨年4月25日の記録には、 夜11時16分に最初の配送を完了し、午前6時49分までに149個の物量を処理したと記録されている。 配送間隔が最も長いのは10分だったため、事実上、休憩時間は全くなかった。

労組は物量が増加し、クーパンマンの労働強度も深刻になったと把握している。 実際に2015年基準の1人当り平均物量は56.6個だったが、 2年後の2017年には210.4個とで3.7倍に増えた。

一方、クーパンは昨年から新しい非正規職形態の 「ライト クーパンマン」制度を導入した。 新入クーパンマンと呼ばれるライト クーパンマンは、 従来の75%働くと言われる。 賃金はノーマル クーパンマン(従来のクーパンマン)より30〜40万ウォン少ない。 約7千人のクーパンマンのうち非正規職は80%に達する状況で、 さらに処遇が悪いクーパンマンを作ったわけだ。

クーパン支部のチョン・ジンヨン組織部長は 「最近1〜2週間で楊州キャンプのライト クーパンマン5人のうち3人が修習期間を通過できず、契約が解約された」とし 「修習期間が終わってもノーマル クーパンマンになるためにはテストを受けなければならないが、 基準が普段の労働強度よりも高いので通過が難しい」と指摘した。

合わせて彼は「使用者側はライト クーパンマンが十分な教育と適応期間をかけて50%の物量を処理するという。 だが実際には1日の同乗教育をして(ノーマル クーパンマンより)わずかに少ない物量を処理するだけ」と指摘した。

最後に、支部はクーパンに対して、 △非正規職の正規職化、正規職雇用原則、 △配送労働者休息権保障と未明の配送中断、 △世帯数、物量だけでなく、物量の重さ、配送紙環境などを考慮した 親労働的配送環境用意、 △労働環境改善ための誠実交渉履行などを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-03-27 11:32:29 / Last modified on 2020-03-27 11:32:30 Copyright: Default

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