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療養保護士、コロナ19で「休業状態」、「無給休暇」

ケアサービス労働者、「保健福祉部の指針から在宅訪問療養保護士が脱落」

ウン・ヘジン記者 2020.03.09 15:07

ケアサービス労働者たちが、 保健福祉部のコロナ19の指針から在宅訪問療養保護士が排除されているとし、 対策を要求している。

[出処:民主労総サービス連盟全国療養サービス労組]

民主労総サービス連盟・全国療養サービス労組は3月9日午前11時40分、 国会の正論館で記者会見を行って 「現在、深刻化しているコロナ事態に対し、 保健福祉部はさる2月7日と2月24日に緊急長期療養給付の指針を施行した。 しかしその内容には、施設、昼夜間保護センター、在宅訪問社会福祉士に対する指針はあっても、 在宅訪問療養保護士に対する指針が脱落している」と指摘した。

労組によれば、訪問療養保護士は受給者やセンターの一方的な通知で休業に追いやられている。 全国療養サービス労組京畿支部のイ・ミヨン支部長は 「在宅センターの場合には、お年寄りや保護者が療養保護士に対し、 しばしば明日から出勤するなと話す」とし 「京畿道の某療養保護士は午後11時30分過ぎに明日から出てくるなという電話を受けた。 一日で雇用を失い、賃金に支障が出ている」と伝えた。 その上、彼らはコロナ19事態の後も勧告辞職や解雇につながるのではないかと憂慮していた。

また、デイケアセンターの場合は、登院する老人がいないという理由で 無給休暇を強制していた。 イ・ミヨン支部長は「国家の対応指針がない状況で、 センターの院長は無給休暇を取れという」とし 「労組が無給はだめだと言っても介入は難しい」と話した。

施設勤務療養保護士の場合も違わない。 療養施設の特性上、高危険群の老人が多く利用するが、特別な安全対策がなく、 その上、某機関はマスクは個人で購入しろと指示した。 集団隔離需要を調査した時にも労働者の意思は考慮されず、 参加しなければ無給休暇処理された。

[出処:民主労総サービス連盟全国療養サービス労組]

療養サービス労働者48万人のうち、在宅訪問療養保護士は32万人で、67%に達する。 全国療養サービス労組のキム・ミスク委員長は 「彼らがいるから長期療養制度が維持されているのに、 なぜ彼らを排除・差別するのか。 特に療養労働者は高危険のお年寄りを世話していて、感染の危険にさらされている」と指摘した。

また彼は「(コロナ19に対する)雇用労働部指針が個別事業場に適用されないため、 実際の療養現場で施行されるには保健福祉部の長期療養指針に明示されなければならない」と付け加えた。

サービス連盟のイ・ソンギュ副委員長は 「コロナ19の苦痛に加え、生存の心配をしなければならないサービス職種の特殊雇用労働者など、 途方もない労働強度に苦しむ労働者に対する政府の対策は何もない」とし 「療養保護士とサービス労働者に対する労働対策を要求する」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-03-15 18:44:26 / Last modified on 2020-03-15 18:44:27 Copyright: Default

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