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故ムン・ジュンウォン騎手の子供たちの「お父さんとクレパス」

「クルチャム」、故ムン・ジュンウォン騎手の子供たちのプレゼント祭りを開く

ウン・ヘジン記者 2020.03.06 09:21

非正規職労働者の家「クルチャム(蜜の眠り)」は3月5日午後4時、 永登浦区にあるクルチャムで故ムン・ジュンウォン騎手の子供たちのための 素朴なプレゼント祭り、「お父さんとクレパス」を開いた。 労組、市民社会団体と個人として参加した約30人の人々は、 お母さんと会えない故ムン・ジュンウォン騎手の9歳の娘、7歳の息子のために プレゼント祭りを準備した。

「フェイスペインティングしに行こう」という一言で、 子供たちはどっと1階に上がる。 プレゼント祭りには故ムン・ジュンウォン騎手の子供たちばかりでなく、 参加者の子供も招待された。

パンを焼くにおいに満ちたクルチャム1階は、 タルゴナ(韓国のカルメ焼きのような菓子)からパウンドケーキ、 魚料理などさまざまな食べ物が作られている。 今日のコック長は世宗ホテルのコ・ジンス料理人だ。 世宗ホテル労組前委員長だった彼は 「ハンストに入った子供たちのお母さんのことを考えると胸が痛い」が、 「子供たちのお母さんがこうするしかない状況なので、 おいしい食べ物を作って子供たちと集まった人たちと一緒に食事ができればと思い参加することにした」と伝えた。

3月4日、故ムン・ジュンウォン騎手の夫人のオ・ウンジュ氏が 政府ソウル庁舎前の市民焼香所の前で無期限ハンスト座り込みに突入した。 同調ハンストには非正規職や市民社会団体の5人と 故ムン・ジュンウォン騎手の同僚1人など6人が参加している。

クルチャムを訪問したオ・ウンジュ氏と同調ハンスト者の人権ネットワーク風のミョンスク活動家は、 ハンスト二日目だが、笑顔でいっぱいだった。 子供たちと会ったオ・ウンジュ氏は久しぶりに大笑いをした。

コック長の隣でマ・インウ氏はクッキーの生地を上手に押している。 普段料理が好きだという彼は、お母さんと一緒に非正規職闘争に連帯して食事の仕度をしている。 マ・インウ氏のお母さんは「ご飯連帯」に所属する活動家で、 金泉料金所、亀尾旭硝子、江南駅サムスン座込場を回って飯を炊いてきた。 セウォル号闘争から活動を始めたキム・ジュヒ氏はSNSライブ放送で、 故ムン・ジュンウォン騎手対策委座込場が強制撤去されるのを見て連帯にきたと伝えた。

先月27日、鍾路区庁の座込場強制撤去の過程で お母さんのオ・ウンジュ氏は失神し、 おじいさんのオ・ジュンシク氏は肋骨の負傷で全治2週の診断を受けた。

「宝探しをしよう」という言葉に子供たちはまた地下1階に走っていく。 明らかにフェイスペインティングのために1階にいたが、 子供たちは仮面をかぶっているだけで、まさにフェイスペインティングは叔父が受けた。 組合員の叔父は「熊おじさん」になった。 三人の子供たちは多少過激に熊おじさんに飛びかかった。 周辺の人々は「それ位に、それ位に」、「叔父さん怪我する」といいながらも、笑いが絶えない。

「お父さんとクレパス」イベントの進行者は特にいない。 理事と非正規職ない世の中の活動家は 「クルチャムのキム・ソヨン運営委員長とオ・ウンジュ氏がハンストに入り、 私が担当してはいる」とし 「この場は子供たちが走る場だ。 宝探し、フェイスペインティング、マジック公演が行われ、 午後7時からは一緒に食事をする」と話した。 趣旨のとおり、子供たちは疲れることなく楽しく走っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-03-09 21:11:57 / Last modified on 2020-03-09 21:11:58 Copyright: Default

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