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ムン・ジュンウォン烈士の夫人がハンストに突入...「恨と憤りが爆発する心を抱いて」

非正規職・市民社会団体、同僚騎手など6人同調ハンスト

ウン・ヘジン記者 2020.03.04 14:36

韓国馬事会ムン・ジュンウォン烈士が死亡して97日目をむかえた3月4日、 烈士の夫人のオ・ウンジュ氏が無期限ハンストに突入した。 非正規職や市民社会団体の5人と ムン・ジュンウォン烈士の同僚の騎手1人も同調ハンストに入った。

故ムン・ジュンウォン騎手市民対策委は3月4日午後1時に市民焼香所でハンスト突入記者会見を行い、 「韓国馬事会はすでに自浄能力がない。 これがムン・ジュンウォン騎手が残した遺書三枚の実体であり、 真相究明・責任者処罰を要求する市民対策委が明らかにする韓国馬事会の姿だ。 またムン・ジュンウォン騎手の死を隠して糊塗しようとする韓国馬事会の積弊権力をそのまま見ていられない」と伝えた。

4日から政府ソウル庁舎の前の故ムン・ジュンウォン騎手市民焼香所でハンストに突入する人は合計7人で、 ムン・ジュンウォン烈士の夫人オ・ウンジュ氏をはじめ、 釜山慶南競馬公園支部のコ・グァンヨン支部長、 学校非正規職労働者(公共運輸労組副委員長)のイ・テウィ氏、 代理運転手(全国代理運転労組委員長)のキム・ジュファン氏、 起亜車社内下請労働者(非正規職もうやめろ共同代表)のキム・スオク氏、 非正規職労働者の家クルチャム(蜜の眠り)のキム・ソヨン運営委員長、 人権ネットワーク風のミョンスク活動家だ。

ムン・ジュンウォン烈士の夫人オ・ウンジュ氏はハンストに突入するにあたり 「馬事会は夫の死の根本的な理由を散らかすような態度で遺族を嘲弄している。 あらゆる不正腐敗を隠そうとする姿がまさに韓国の公企業の顔だ。 その機関の責任者である文在寅(ムン・ジェイン)政府は、 遺族の呼び掛けを踏みにじるかのように無視して、 私たちの追慕空間を無慈悲な暴力撤去で答えた」と非難した。

続いて彼女は「私たちは家族を失った。 また会いたくても会えない。 政府は悲しみに陥っている遺族にこのようなことができるのか」とし 「積弊公共機関をむしろ庇護して問題解決に動かないような政府を強く糾弾する。 今日、私は恨と憤りが爆発する心を抱いてハンストに入る」と明らかにした。

市民対策委のヤン・ハヌン共同執行委員長は 「任期がいくらも残っていない文在寅大統領は、 凄じい逆風と悪業の報いを受けるだろう」とし 「活動しながら、遺族烈士の夫人がハンストをするのは初めて見る。 止めさせたかったが止めさせられなかった」と吐露した。

ムン・ジュンウォン烈士の義父オ・ジュンシク氏は 「娘の生命に支障になるかととても心配している。 そんな大きな災難がこないように、政府と馬事会は一日も早くこの事件を解決しなければならない」とし 「もし最後まで解決しなければ、ジュンウォンをここ(光化門)の土に埋めることがあっても退かない」と話した。

同調ハンスト者のキム・ジュファン委員長は 「文在寅政府の残忍で、 あってはならない暴挙と正面から闘わないのなら、 ムン・ジュンウォン烈士の願いを守ることができないのなら、 結局韓国の1100万労働者は絶望から抜け出せない」と声を高めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-03-09 21:10:15 / Last modified on 2020-03-09 21:10:17 Copyright: Default

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