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ムン・ジュンウォン烈士問題解決「希望バス」が始動

22〜23日にソウル都心、果川競馬公園で希望バス行動

ユン・ジヨン記者 2020.02.12 17:21

韓国馬事会故ムン・ジュンウォン騎手が死亡してから75日目をむかえた中で、 来る22日に真相究明と責任者処罰、馬事会積弊清算などを要求する 「希望バス」が始動をかける。

「働いて死なないように、差別されないように! 2次キャンドルデモ行進準備委員会」と 「ムン・ジュンウォン烈士2.22希望バス企画団」は2月11日午後1時、 ソウル市光化門で記者会見を行い、 来る22日から2日間「死を止める2.22希望バス」を行うと明らかにした。

[出処:希望バス企画団]

彼らは記者会見文で 「馬事会の真実隠蔽と政府の無策傍観の中で時間は空しく流れ、 故人が亡くなって今日ですでに76日目、 遺族の上京闘争は47日目になった」とし 「今この瞬間も、馬事会はムン・ジュンウォン騎手をはじめ続く労働者たちの死をどう止めるのか、 まともな対策は出されていない」と糾弾した。

希望バスは来る22日から23日までの2日間、 △故ムン・ジュンウォン騎手死の真相究明と責任者処罰、 △馬事会積弊権力解体、 △文在寅(ムン・ジェイン)政府の10大嘘を正し、 非正規職労働者の要求を争奪する闘争を行う。 まず22日の午後4時にソウル市大学路に集結し、 故ムン・ジュンウォン烈士の遺体が安置された光化門焼香所までキャンドルデモ行進を行う。 午後7時から文化祭が開かれ、午後9時30分に青瓦台への夜間デモ行進を始める。

二日目の23日午前8時には光化門焼香所で合同焼香を行い、 午前10時から果川競馬公園で「死を止める希望行動」を行う予定だ。 故ムン・ジュンウォン騎手の夫人のオ・ウンジュ氏は 「公企業が釜山競馬場で今までに7人の労働者が死ぬ重大災害が起きたのに、 政府はまだ無視している」とし 「すべての非正規職労働者が声を揃えて働いて死なないように、 差別されないようにと叫んでいるのに、 また誰かが働いて家に帰れずにいる」と声を高めた。

続いて「われわれは労働者たちの命を係止するわが国の公企業の積弊権力解体を要求する」とし 「私たちが頑張る力は皆さんの関心と連帯だけだ。 同じ気持ちで死を止める希望バスの乗客になって下さることをお願いする」と訴えた。

また希望バス企画団は果てしなく続く労働者たちの労災死亡に関する政府の責任を要求する計画だ。 この日の記者会見で参加者は、今年、労災で死亡した労働者の遺影を持って希望バスに参加するよう訴えた。 参加者は「文在寅政府が危険の外注化を止め、 公共部門正規職転換に速度をつけるという約束、 不法派遣を正し、不安と絶望を強要する悪い雇用をなくすという約束、 ILO中核的協約の批准で働く人は誰でも労働基本権を保障するという約束を守っていれば、 2020年の1月に1日6人が職場で命を失うことは起きなかっただろう」と指摘した。

一方、希望バス企画団は 「闘銭盤に転落した公共機関馬事会でカプチル(パワハラ)と不正が繰り返さないように 『手綱』をしっかり握り、騎手や馬管理士がこれ以上、 搾取と競争のくびきで苦しまないようにきちんと『埋葬』しなければならない」とし 「そのためには個人事業者に分類され、 労働基本権の死角地帯に追いやられた韓国馬事会特殊雇用労働者の劣悪な現実からまず正さなければならない。 さらに非正規職奴隷労働を終わらせ、差別を根絶しなければならない」と強調した。

[出処:希望バス企画団]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-02-19 04:34:27 / Last modified on 2020-02-19 04:34:27 Copyright: Default

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