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水産協同組合、鷺梁津商人対象32億損害賠償訴訟で敗訴

[寄稿]数十億訴訟で商人を懐柔脅迫...水産協同組合の不法を暴露した判決

チェ・インギ(民主露連首席副委員長) 2020.02.07 13:30

2月6日、ソウル中央地方法院第16民事部(合意)は、 水産協同組合が鷺梁津水産市場旧市場の商人30人を相手に提起した32億ウォンの仮差押え損害賠償訴訟で原告敗訴の判決をした。 これは2016年3月以後、鷺梁津水産市場旧市場に対する権限がなくなったのに、 旧市場を管理してきた水産協同組合鷺梁津水産の不法を明確に暴露した判決だ。

[出処:チェ・インギ]

これまで韓国社会は、過度な損害賠償で生存権をめぐる闘争を萎縮させ、 苦痛に落とされた。 代表的には30人の労働者が自ら命を絶った双竜自動車事件を思い出す。 これは労働者の家族を苦痛に落とし、 労働組合を瓦解させようとするなど、深刻な社会的問題を引き起こした。

鷺梁津水産市場市民対策委は水産協同組合が訴訟での敗訴を予想したが、 商人を圧迫するために今回の訴訟をしたと見ている。 これまで水産協同組合は、旧市場の商人に損害賠償訴訟を取り下げてやると言って懐柔し、 最後まで残って座り込みをしている旧市場の商人全員に損害賠償をかけるという式で 商人を分裂させ、闘争を瓦解させようとした。

水産協同組合は2012年に農業安定法に違反し、不法に1540億ウォンの国庫補助金の支援を受け、 鷺梁津水産市場現代化事業に着手した。 そして鷺梁津水産市場の空間にカジノとリゾート、ケーブルカーなどを作り、 莫大な投機開発利益をあげるという総合対策を出した。

一方、鷺梁津水産市場はソウル市の管理監督下に置かれている公営の卸売市場だ。 そのため商人の生存権もソウル市が責任を持って対立を仲裁しなければならない。 だがソウル市は対立の調停者役割を果たす義務を破り、 商人の基本権保護の義務を放棄して事態を悪化させている。

商人と鷺梁津水産市場市民対策委は現在、 鷺梁津駅と陸橋の上で毎日座り込みをして真冬を過ごしている。 また水産協同組合側が明け渡し執行の過程で犯した不当な暴力と、 強制執行の過程で行った不法行為に対する法的対応を準備している。 今でもソウル市と水産協同組合は、 商人の最低の期待である生存権のために、即刻対話に出てくるべきだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-02-13 15:56:52 / Last modified on 2020-02-13 15:56:54 Copyright: Default

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