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ユソン企業労働者5人を拘束…2人は再拘束

役員傷害事件、1審より重く宣告した2審裁判所のため

キム・ハンジュ記者 2020.01.08 18:36

2018年11月にユソン企業役員傷害事件で拘束され、満期出所したユソン企業労働者2人が再拘束された。 また、1審宣告で執行猶予を受けたユソン労働者3人も法廷拘束された。 2審裁判所が1審よりさらに重い刑量を宣告したからだ。

先立ってユソン企業労働者たちは2011年から続く労組破壊問題の解決を要求して企業の役員に抗議し、 その過程で該当役員は当時全治5週の傷を負った。

大田地方法院2審裁判所は1月8日、 ユソン企業の労働者チョ某氏に懲役2年を、 ヤン某氏を含む3人に懲役1年6月、 イ某氏に懲役1年を宣告するなど、 合計5人を法廷拘束した。 先立って1審裁判所大田地裁天安支院はチョ氏に懲役12月、 ヤン氏に懲役10月、残る3人に懲役10月と執行猶予2年を判決した。 チョ氏とヤン氏は1審宣告による刑を満たして昨年10月と12月に満期出所したが、 今回の2審宣告で再拘束された。

金属労組ユソン企業牙山支会のト・ソンデ支会長はチャムセサンとの通話で 「2審裁判所は労働者たちが(暴力行使を)事前に共謀した点、 (被害者の)人格を冒涜した点、 証拠を隠滅した点など、使用者側の主張をすべて受け入れ、 1審より重い刑量を宣告した。 しかし事前の共謀はなく、証拠隠滅はなかったという私たちの主張は受け入れられなかった」とし 「今回の宣告はひどいと思う。 裁判所が労働者に苛酷な刑を宣告したのだから、 使用者に対しても法定最高刑を加えなければならない」と明らかにした。 ユソン企業の柳時英(ユ・シヨン)前会長の背任・横領2審宣告は、1月10日に行われる予定だ。

また労組によれば、今回の2審宣告をしたシム・ジュンボ裁判長は、 2015年4月の1審裁判の時にユソン企業労働者解雇は正当だと最初に判決した人物だ。 使用者の主張を認めた1審結果は2審と3審ですべてひっくり返った。 労組の関係者は「該当裁判長はいつもユソン企業を庇護し、 労働者を苛酷に責めた人物」と伝えた。

労組は1月9日午前11時に大田高等法院で 2審宣告を糾弾する記者会見を行う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-01-19 04:46:14 / Last modified on 2020-01-19 04:46:16 Copyright: Default

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