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民主労総、弾力勤労制・労働改悪阻止闘争宣言

「労働者大会を経て、全面ストライキまで力があるように走って行くこと」

ウン・ヘジン記者 2019.10.29 15:37

民主労総が国会の弾力勤労制期間拡大と、 労働法改悪阻止のための闘争を宣言した。 労組は「政府・国会が11月の前後に労働改悪を予告している状況」とし、 11月の労働者大会を経て、12月にはゼネストをするなど、 法改悪阻止に総力を傾ける計画だ。

労組は10月29日10時に国会前で記者会見を行って 「国会は政府と政党は、複数の経営団体の要求を受け、 急いで提出した労働法改悪案を一瀉千里で処理しようとしている」と批判した。

経済社会労働委員会(経社労委)は2月に弾力勤労制単位期間を現行の3か月から 6か月に拡大する方案に合意した。 自由韓国党の場合、弾力勤労制の単位期間を6か月ではなく1年を主張した。 その上、自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表は 「弾力勤労制6か月の期間延長案を自由韓国党が受け入れる代わりに、 週休手当てをなくそう」という発言で議論を呼んだ。

民主社会のための弁護士の会(民主弁護士会)のチョン・ビョンウク労働委員長は 「経社労委は女性・青年・非正規職代表を交替させ、 弾力勤労制密室合意を議決した」とし 「現在、政府・国会はフレックスタイム時間制を拡大し、 勤労基準法を『過労死亡法』に変えようとしている」と声を高めた。

労組は国会が弾力勤労制期間の拡大と労働改悪法案を通過させれば、 ゼネストを打つ計画だ。 民主労総のキム・ミョンファン委員長は 「労働改悪の試みを10万労働者大会と12月のゼネストで防ぐ」と明らかにした。 民主労総は来る11月9日に 「全泰壹烈士精神継承全国労働者大会(労働者大会)」を控えている。

金属労組のキム・ホギュ委員長は 「弾力勤労制を防げなければ、事業場での争議行為もできなくなる」とし 「金属労組は国会で労組破壊法が議論されれば警告ストライキを打ち、 国会常任委を通過すれば無期限の全面ストライキをすることに決定した」 と明らかにした。

一方、労組は今日からILO中核的協約批准のための100万署名運動を展開する計画だ。 民主弁護士会のチョン・ビョンウク労働委員長は 「政府は △結社の自由、 △強制労働禁止など中核的協約批准の約束を守っていない」と話した。 集められた署名用紙は政府と国会に提出する予定だ。

また、弾力勤労制期間拡大・労働改悪阻止闘争を宣言する 全国同時多発記者会見を開催する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-11-04 12:28:58 / Last modified on 2019-11-04 12:28:59 Copyright: Default

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