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「廃業手順疑惑」のKEC、構造高度化事業から脱落

労組「誤った政策の全面再検討を」

キム・ハンジュ記者 2019.10.24 09:32

代表的な労組破壊事業場と言われるKECが、 今回の構造高度化民間代理店業者選定から脱落した。

KECは2010年頃から大規模構造調整や不当解雇、金属労組脱退工作などを行ってきた半導体製造企業だ。 最近、KECは製造業からの脱皮を目的とする構造高度化事業を申請し、 製造業の工場廃業の手順に入るのではないかという疑惑を受けていた。

[出処:金属労組KEC支会]

10月23日、韓国産業団地公団と金属労組亀尾支部KEC支会によれば、 KEC構造高度化民間代理店業審議の結果、非適格の判定を受けた。 韓国産業団地公団の関係者はチャムセサンとの通話で 「事業審議の結果を通知して案内する手続きを21日に進めた」と明らかにした。 KECの構造高度化事業脱落は今回で四回目だ。

金属労組はこの日、声明を通じて 「産業団地公団の今回の決定は当然のことと受け入れる」とし 「さらに土地めぐって金を食う商売をあおる産業団地公団の構造高度化民間代理店業に対する 根本的な再検討が必要だ」と明らかにした。

続いて「KECは4回も大型ショッピングモールの建設を貪欲に推進して脱落した。 KECは廃業した敷地でもない遊休敷地までを事業対象にして、 正常に稼動中の工場に商業施設を建設しようとした。 構造高度化民間代理店業が収益性極大化に偏重しているのでこうしたことが繰り返される。 公募規定に申請制限がないことも問題だ。 構造高度化事業を続ければ、製造業はむしろ萎縮して 労働者は雇用から追い出されるほかはない」と伝えた。

最後に「KEC支会(労組)は5年の工場廃業反対闘争でまた勝利した」とし 「政府の誤った産業政策で労働者が切実に戦うようなことは、 ここで終わらなければならない」とした。

[出処:金属労組KEC支会]

KECは今回の構造高度化事業で、 ショッピングモール、複合ターミナル、ホテルなどを作る計画だった。 同時にKECは亀尾工業団地製造業脱皮、観光消費都市化と書かれた 対市民ビラを配布した。 2011年と2012年にはKEC構造高度化事業の承認のために、 産業団地公団、亀尾市、国会、言論までロビーした事実が 押収捜索でわかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-10-25 12:18:34 / Last modified on 2019-10-25 12:18:37 Copyright: Default

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