金泉料金所労働者、「反女性、反人権警察を糾弾」

対策委、「政府の反人権行為に対して国際人権機構に知らせる」

ウン・ヘジン記者 2019.10.16 13:57

金泉料金所の受納労働者たちが警察の反人権的行為を糾弾した。彼らは記者会見を行い、座り込み中に発生した警察の性暴力行為と安全権侵害などを暴露し、人権侵害の中断と処罰を要求した。

「料金所料金受納労働者直接雇用、子会社政策廃棄のための市民社会共同対策委(対策委)」は10月16日10時、警察庁の前で記者会見を行って、警察が生理用ナプキン搬入を統制し、組合員たちが窓のすきまから生理用ナプキンを受け取ったと批判した。続いて「ポリスラインを破った警察に抗議して女性組合員が脱衣すると、警察はあざ笑っただけでなく、道路公社職員のセクハラ発言を幇助した」と話した。これに民主連合労組料金所本部のチョ・ボクチャ組合員は「まだその時のことを考えれば胸をナイフでえぐられるようだ」とし「弱者を保護すべき警官が、使用者側の職員と腕組みをしていた」と批判した。

また対策委は「警察が今も換気設備を遮っていて、座り込み中の建物を非衛生的にしている」とし「原因不明の皮膚病(水泡発生)と呼吸器疾患(鼻水とくしゃみ、せき)」が発生・拡散していると伝えた。

民主社会のための弁護士の会労働委員会のハ・テスン弁護士は「現場は伝染病が流行る戦場を彷彿とさせているのに警察は座込場への医薬品、医療関係者を遮断した」とし、これについて告発する予定だと明らかにした。

この他に対策委は、 △暴力鎮圧および過多兵力、 △座込場内監視による私生活侵害などを暴露した。

去る7月26日に警察庁の閔鉀龍(ミン・カムニョン)長官は警察庁過去事真相調査委員会の勧告によって警察の人権侵害行為を国民に謝罪した。だが対策委は、警察の反人権的行為は変わっていないとし、 △座込場内からの警察兵力撤収、 △人権侵害を指揮した命令権者への懲戒措置の内容を含む抗議書簡を警察庁に提出した。

以後、対策委は警察の反人権行為の告発運動と文在寅(ムン・ジェイン)政府の反人権行為を国際人権機構に知らせる活動を続ける計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2019-10-17 21:06:32 / Last modified on 2019-10-17 21:06:33 Copyright: Default

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