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文在寅「公約を守れ」…市民社会、不法派遣直接雇用命令呼び掛け

139の市民社会団体/社会元老記者会見、キム・スオク支会長他6人が無期限ハンストに突入

チャムセサン編集チーム 2019.09.04 15:22

非正規職労働者たちが1か月以上、ハンストをして、 数か月間、高空籠城をしても政府は黙々無返答だ。 こうした中で、100以上の市民社会団体と社会元老らが 文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、公約のとおりに 「不法派遣正規職直接雇用命令を出せ」と要求した。

9月4日午前、青瓦台の前で139の市民社会団体と社会元老が 「ハンスト38日・高空65日、 文在寅大統領は非正規職労働者を殺すつもりか」とし、 不法派遣正規職直接雇用命令を要求する緊急記者会見を行った。

文在寅大統領は 大統領選挙の時に不法派遣や偽装請負と判定された時は 直ちに直接雇用を制度化すると約束した。 しかし去る8月、現代起亜車、韓国道路公社、韓国GM、旭硝子が 裁判所から不法派遣判決を受けたが、 労働者たちは相変らず非正規職から抜け出せずにいる。 特に、現代起亜車で働く社内下請はすべて正規職だという裁判所判決が 何と11回も出されたが、 政府は直接生産ラインにある社内下請だけに直接雇用命令をするという立場だ。 また最近裁判所で確定判決を受けた韓国道路公社も全く同じ仕事をする1500人ではなく、 訴訟を出した304人だけを直接雇用するという計画だ。

これに対して市民社会団体らは 「文在寅大統領は、 今すぐ不法派遣非正規職労働者たちに直接雇用命令を出してください」と訴え、 死活をかけて闘争する非正規職労働者に政府が答えろと要求した。 また、「彼らの要求は法を守れということ」で、 「不法に雇用した使用主を処罰して、 これ以上不法に社内請負を使うなということ」とし、 彼らの声に耳を傾けるよう口をそろえた。

記者会見には非正規職当事者をはじめ、 全泰壹(チョン・テイル)財団の李秀浩(イ・スホ)理事長、 非正規労働者の家クルチャム(蜜の眠り)理事長のチョ・ヒョンチョル神父などの 社会元老も参加して発言した。 参加者たちは記者会見が終わった後、青瓦台に面談を申請した。

一方、午後2時にはソウル雇用労働庁の前で現代起亜車非正規職労働者が 集団ハンスト闘争宣布式を開いた。 現在、ハンスト38日目の起亜車非正規職支会のキム・スオク支会長をはじめ、 起亜車非正規職支会のキム・ナムギュ組織室長など7人がまた 無期限ハンストに突入した。 これ以外にも毎日非正規職組合員たちがリレー同調ハンストを続ける予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-09-07 03:50:35 / Last modified on 2019-09-07 03:50:36 Copyright: Default

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