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ユソン企業の労組破壊を主導した現代車役員に実刑宣告

労組「法を愚弄した低い量刑、現代車は労組破壊の主犯」

キム・ハンジュ記者 2019.08.22 15:52

[出処:チャムセサンDB]

裁判所がユソン企業労組破壊を主導した現代自動車役職員に実刑を宣告した。

大田地方法院天安支院は8月22日、 ユソン企業の労組破壊に関与した容疑(労組法違反)で現代車の役員、 △チェ・ジェヒョンに懲役1年に執行猶予2年、社会奉仕120時間、 △ファン・スンピル、カン・ギュウォンに懲役8月と執行猶予2年、社会奉仕80時間、 △クォン・ウチョルに懲役6月と執行猶予2年、社会奉仕60時間を宣告した。

先立って現代車は2011年9月、 部品メーカーのユソン企業側にEメールで 「新規(御用)労組の加入人員が最近1週間で1人もいない。 (御用労組加入人員) 290人の目標を与えたのに1人もない理由が何か、強く伝えること」、 「また週1回、会社、創造(コンサルティング)を呼び、 週間実績と計画、動向を綿密に把握」しろと指示するなどして労組破壊に介入した。 また同じ頃、良才洞の現代車本社10階で 現代車、ユソン企業、創造コンサルティング側が集まり、 第2労組の組織方案を議論した事実が明らかになった。 ユソン企業の前役員も現代車が労組破壊を主導したと話した事実も昨年、 KBSの報道であらわれた。

金属労組ユソン企業支会(以下労組)は、 こうした犯罪事実にもかかわらず執行猶予を宣告したのは 「法は愚弄する処置」だと批判した。 労組は宣告直後に声明を通じて 「今日の判決は現代車が部品メーカー業者の労使関係に介入した不当労働行為に対し、 初めてその罪を認めた判決だという点で意味があるが、 彼らが行った不法、反倫理的な行為に較べればはるかに足りない」と明らかにした。

続いて「現代車とユソン企業は、まだ労組弾圧を中断していない。 今も現代車、ユソン企業は労組が要求する △労組破壊管理者排除、 △御用労組解体、 △団体協約締結などを行い、労組活動を保障しなければならない。 さらに労働部と検察、裁判所は親財閥の判断で 労働者の人生破壊が発生しないように換骨奪胎しなければならない」と強調した。

労組は9年間続く労組弾圧を終わらせるため、 8月19日から上京闘争を行っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-08-26 01:48:00 / Last modified on 2019-08-26 01:48:01 Copyright: Default

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