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もうすぐ柳時英1審宣告…ユソン企業支会、また上京闘争

支会「法定最高刑で司法の正義を実現しろ」

キム・ハンジュ記者 2019.08.21 13:38

9月4日、ユソン企業の柳時英(ユ・シヨン)会長の背任・横領裁判1審宣告を前に、 ユソン企業の労働者たちが柳会長の労組破壊を問題として 裁判所に対して法が定めた最高刑を宣告しろと要求した。

柳時英会長は 会社の資金13億ウォンを労組破壊費として使った容疑で2月、裁判に回付された。 検察は7月17日、柳会長に懲役3年6月を求刑した。

金属労組ユソン企業支会(以下労組)と70の市民社会団体は8月21日、 瑞草区の大法院の前で記者会見を行って 「ユソン企業では2011年から民主労組の組合員たちへのいじめと 労組破壊のための不当労働行為を続いている」とし 「柳時英会長は不当労働行為で拘束された経験があるが、 相変らず憲法と労働法が認める労組をする権利を侵害している。 裁判所は法が定めた最高刑を宣告しろ」と明らかにした。

『人権運動ネットワークパラム』のミョンスク常任活動家は、この日の記者会見で 「使用者側は今でも休暇期間中に労組の横断幕を撤去するなど、 表現の自由を踏みにじっている」とし 「これは背任、横領で裁判を受けている柳時英には 労組弾圧をやめる意志がないという意味だ。 ユソン企業の労働者の鬱病は相変らず深刻な状態だ。 裁判所は柳時英会長を善処せず、 厳罰にしなければならない」と話した。

続いてキム・サンウン弁護士は 「今回の事件の核心はユソン企業が会社の金を労組破壊費用に使ったということだ。 また、個人の刑事裁判の弁護士費用も会社の金で充当した。 これは公然と行われ、これによりユソン企業は一度も処罰されなかった。 ユソン企業は2013年以後も労働者100人を解雇や懲戒、賃金削減し、 横断幕などを撤去した。 柳時英会長が 実刑宣告を受けない理由はない」と指摘した。

一方、労組は9年間続く労組破壊の問題を解決するため、 8月19日に第2次上京闘争に突入した。 労働者約200人が忠北、嶺東、忠南、牙山から上京し、 19日には良才洞の現代車本社前、20日にはユソン企業ソウル事務所の前で集会を開いた。 21日には宣告が予定されている天安支院の前で 金属労組忠南支部全面ストライキ大会を開く。 22日と23日には青瓦台の前で五体投地と集会を行う計画だ。

使用者側は相変らず労組が上京闘争をやめなければ交渉できないという立場だ。 8月12日に忠南道の労使民政の仲裁の提案があったが、 使用者側はこのような理由で交渉を事実上拒否した。

労組はそれでも交渉を要求している。 労組は去る20日使用者側に 「ユソン問題解決のための仕上げ交渉を丁重に要請する」とし 「交渉は8月25日まで開いて進めよう」という内容を文書にして伝えた。 しかし使用者側は同日 「役職員に対する拘束を要求する活動を今日(20日)付けで中断すれば、 今週中にでも交渉日程を調整することができるが、 当事務所を刺激する行為を行うのなら来週以後に交渉を進める」と明らかにした。

使用者側は休暇期間だった8月2日に労組が掲げた横断幕をすべて撤去し、 労働者たちの反発をかった。 横断幕の掲示は表現の自由、正当な労組活動と見られる。 だが使用者側は「会社の承認や同意を得ずに掲示物を付着し、 顧客社が訪問した時に不安感を与えかねないので、 数十回文書で自主的に撤去するよう要請したが撤去されないので 会社が撤去した」と明らかにした。

この日、労組は記者会見の後、 ユソン企業問題に対する70の市民社会団体の意見書を大法院に提出した。

柳時英会長に対する1審宣告は 9月4日に大田地方法院天安支院で行われる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-08-25 20:25:46 / Last modified on 2019-08-25 20:25:47 Copyright: Default

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