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日進グループ、カプチルをやめろ…「奪った賃金と権利を返せ」

[寄稿] 「カプチルを止めて同等な位置で組合員に向き合え!」

ホン・デハン(金属労組大田忠北支部日進ダイヤモンド支会組合員) 2019.08.06 11:27

[出処:金属労組日進ダイヤモンド支会]

金属労組大田忠北支部日進ダイヤモンド支会が1月7日に設立報告大会を開いてから、 いつしか半年の時間が過ぎました。 7か月に何度か行われた教育を通じ、 われわれは現場で何が危険なのか、また何が不当なことなのかを知ることができました。 最近では毎朝の出勤宣伝戦、対外宣伝前、日進グループ本社糾弾上京闘争など、 さまざまな争議活動を通して私たちの声をあげられるようになりました。 これまでは競争相手としか思わなかった同僚が、 労組結成以後は誰よりも貴重な仲間だと感じられたことが 私にとっては何よりも最大の変化だと考えます。

[出処:金属労組日進ダイヤモンド支会]

[出処:金属労組日進ダイヤモンド支会]

「奪われた賃金と権利を返せ!」

だが変わったのは私たちだけで、日進資本は全く変わりません。 新入社員と10年目の社員の賃金が特に違わない最低賃金水準なのに加えて、 従来は支払われていた賞与金600%のうち400%を基本給に入れた結果、 賃金は5年間足踏みです。 こうした現実に耐えられず、全組合員が争議行為に突入しましたが、 使用者側は何十枚もの警告状を乱発して争議物品の設置や搬入を妨害しています。 6か月間で23回の交渉が行われましたが、 使用者側は就業規則より低い交渉案を差し出して、現場の労働者たちを愚弄しています。

日進資本は工場の中で合宿闘争をしながら苦労する現場労働者は見えないようです。 まだ会社が苦しいと言う話だけを組合員にオウムのように繰り返しています。

「会社が本当に労使共生を望むのなら」

われわれは多くのことを望んでいません。 会社が苦しければ苦しいほど交渉に誠実に臨み、 折衷案を見つけて行けば良いです。 いったいいつまで決定権限もない交渉委員を傀儡にするのですか? 交渉懈怠は解決策になりません。 いや、むしろ組合員の怒りを掻き立てるだけです。

日進資本は現場の労働者たちが会社の中にテントまで張って闘争する理由を よく考えなければなりません。 労働者は働くだけの機械ではありません。 すべてあなた方のように愛する家族がいて、 生きて動きながら考えて行動して感情がある『人』です。 自分の賃金まで放棄してストライキをしたい労働者はいません。

会社が労働者の心を推し量ることができないので 私たちがここまで来たのです。 努力は労働組合だけがするのではありません。 考えの差を狭めるために努力してください。 カプチル(パワハラ)ではなく同等な位置で組合員をながめてください。 尊重してください。 会社はあなただけのものではありません。 私たちの会社です。 会社の発展を望むのなら職員すべてを尊重してください。 それが本当の労使共生のための第一歩になるでしょう。 そして私たち労働者はその第一歩を作り、 不当な労働環境を変えるように最後まで闘争します。

[出処:金属労組日進ダイヤモンド支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-08-25 02:59:36 / Last modified on 2019-08-25 02:59:38 Copyright: Default

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