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「下請企業の雇用惨事はLGにも責任」

シニョンプレシジョン解雇労働者がLG電子本社前で雇用惨事糾弾集会

パク・タソル記者 2019.06.14 16:15

シニョンプレシジョンから解雇された女性労働者たちが、 元請のLG電子に雇用惨事事態を共に解決しろと要求した。 彼らはLG電子がシニョンプレシジョンの営業多角化を防いている状況で、 生産工場まで海外で移転させ、 これによる物量減少が解雇の重要な原因になったとして、 LG電子の責任を問いかけている。

金属労組ソウル南部地域支会シニョンプレシジョン分会は6月14日午後、 ソウル市永登浦区のLG電子本社前で 「シニョンプレシジョン雇用惨事LG電子糾弾集会」を開いた。 シニョンプレシジョン分会は 「LGの携帯電話事業が赤字だという理由だけで、 下請企業の雇用惨事に対する責任を避けることはできない」とし 「LG電子はシニョンプレシジョンで発生した雇用惨事問題を どう解決するのか、方案を出さなければならない」と要求した。

シニョンプレシジョン分会のイ・ヒテ分会長は、 LGが下請企業の成長を妨害していると説明した。 イ分会長は「LGは緊急な時に、下請企業をすぐ使うため、 下請企業がLG物量以外の別の仕事を引き受けることができないように勧めた。 下請の立場ではLGだけをながめて暮らすのは大変なので、 シニョンプレシジョンもLGに隠れて営業多角化を推進しようとしたが、 その過程で露呈してシニョンプレシジョンの経営陣の数人を総入れ替えして状況が終了した」とし 「LGはシニョンプレシジョンの雇用惨事に対してとても大きな責任がある企業」だと強調した。

シニョンプレシジョンの技術力の停滞も、LGの政策のためだという主張がある。 イ分会長は「LGはシニョンプレシジョンのようなEMSサドルの金型設計と加工の比重を大幅に減らし、 同時にLG電子が指定した他の業者が製作した金型を使うことを強制した」とし 「金型設計と加工はシニョンプレシジョンの重要な技術の一つだったが、 LGが彼らの政策を強制してシニョンプレシジョンの技術力は死蔵されるほかはなかった」と批判した。

▲14日にLG本社前でシニョンプレシジョン分会組合員が昼休みに出てきた会社員に宣伝ビラを配っている。

組合員たちも元請のLG電子への糾弾の言葉を吐き出した。 10年間、携帯電話を組み立ててきたというある組合員は 「LGが新モデルを準備したり、販売が好調で仕事が増えると夜中に働いて納期に間に合わせなければならず、 LGはすべての要求事項を貫徹させる甲中の甲だった」とし 「生産効率を上げると言って人を機械に合わせて不良率ゼロを強調したLGは、 私たちにストローをさしこんで腹を肥やした」と批判した。

連帯発言をした民衆党金川地域委員会のチョン・マンスン指導委員は、 LG電子の労働者の連帯を訴えた。 チョン指導委員は 「IMFの時にまず生産職が先に解雇されたが、 続けて事務職が解雇されるという同じ手順を経た」とし 「生産職と事務職、正規職非正規職が整理解雇に反対して共に戦わなければならないということが経験になった」と話した。 続いて「こうして事務職労働者が生産職労働者の痛みを無視すれば、 自分の足の甲を自分がおすようになる」とし 「下請企業労働者の解雇に耳を傾け、積極的に連帯しなければならない」と声を高めた。

一方、シニョンプレシジョン分会は、 雇用委員会、LG電子本社、シニョンプレシジョンのシン・チャンソク会長などに対し、 1年以上復職闘争を展開している。 現在、解雇されたシニョンプレシジョンの労働者はほとんどが40、50代の女性労働者で、 10年〜20年間最低賃金でLGの携帯電話を生産してきた。 劣悪な労働条件と性差別、セクハラなどの問題を解決するために労組を作ると、 会社は整理解雇に突入し、 労働者が不当解雇判定を受けて復職すると、 今度は清算過程に突入した。 会社はLGからの物量減少などを清算の理由としているが、 シニョンプレシジョンの利益余剰金は718億ウォンにのぼる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-06-20 21:23:07 / Last modified on 2019-06-20 21:23:08 Copyright: Default

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