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KEC、食事費は1700ウォン…10年間で100ウォン上がる

「低質献立」議論、今回は流通期限一日残す牛乳を配給

キム・ハンジュ記者 2019.06.07 14:45

▲6月7日KECで労働者に配給した牛乳の流通期限 [出処:金属労組KEC支会]

「低質献立」で問題になっていたKECが、 今度は流通期限まで一日の牛乳を労働者に配給して、議論を呼んでいる。

KECは6月7日、朝食に流通期限が6月8日、6月9日までの牛乳を7日に配給した。 通常、牛乳は流通期限2〜3週間残して市中で販売される。 チャムセサンがこの日、近くのコンビニで確認した牛乳の流通期限も6月28日だ。

この日、牛乳と一緒に出てきた食事は米の飯とシレギックク、 練物の薬味煮物、ミョンイナムル塩漬け、白菜キムチだ。 6月5日の昼食には、 ユッケジャン、カニカマ卵焼き、海苔煮物、キムチが出てきた。 4日の昼食はチャンチククス、唐辛子サムジャン和え、ポギキムチだった。 現在、KECの一食の食事費は1700ウォンだ。 昨年のソウル小学生給食標準単価が3377ウォンと比較すると、 とんでもない食事単価だ。

金属労組KEC支会のイ・ジョンヒ支会長は 「流通期限一日残した牛乳を配給するということは話にもならない」とし 「ただでもらっても飲まない牛乳だ。 どこかで『安売り』していたのではないかという組合員の不満が強い。 昨年にはKEC役員が 『三品もある。二品に減らしても十分に食べられる』と話した。 最近では健康管理室に置く風邪薬もなくせといった。 労働者福祉を減らせという(会社の)態度は理解できない」と話した。

労組によれば、2008年のKEC一食の食事費は1600ウォンだった。 10年間で食事費が100ウォン上がったわけだ。 これに対し労働者たちは現在まで食事の質の改善闘争を進めている。

KECは2010年に大規模整理解雇を実施し、 その後「人員構造調整ロードマップ」を通じて金属労組脱退を誘導するなど、 代表的「労組破壊企業」と知られている。 最近では女性労働者の賃金差別などで労組の反発を受けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-06-11 17:54:22 / Last modified on 2019-06-11 17:54:23 Copyright: Default

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