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「高空に上がり刃物で切られる建設労働者、建設会社の処罰を」

建設労組、労働部を訪問して未払いと暴行建設会社の強力処罰を要求

パク・タソル記者 2019.04.30 19:35

未払い賃金支払いを要求した建設労働者がタワークレーンに上がって墜落し、 不法請負根絶を要求した建設労働者たちは下請建設会社の直営班長が振り回した 刃物で負傷した。 すべて4月27日に行われた出来事だ。

[出処:建設労組]

建設労組は4月30日午前、ソウル市中区ソウル地方雇用労働庁の前で記者会見を行って、 賃金未払いと暴力を起こした建設会社に対する強力な処罰を要求した。

建設労組は記者会見文で 「賃金未払いと不法請負は不法、違法、便法の建設現場で重層的多段階下請構造がからんで現れる」とし 「屈指の建設会社で未払いが発生したのは不法な建設現場運営を疑うほかはない」と指摘した。

続いて「建設現場はオヤジ、シタウケ、什長などの中間請負業者が幅きかせる所で、 現場ごとに社長が別に存在し、 これにより精算過程も複雑だ」とし 「そのように建設現場は裏金の温床になり、 金学義(キム・ハグィ)前法務部次官の建設会社性接待疑惑、 元世勲(ウォン・セフン)国家情報院長の建設会社贈収賄などが結果として現れる」と説明した。

建設労組は建設会社の不法に目をつぶる 政府当局の処置も批判した。

建設労組は 「労働部は建設会社の不法に対して軽い処罰をしてきたし、 逆に未払いの金をくれという建設労働者を連行した」とし 「こうした社会の雰囲気が屈指の建設会社が元下請間で精算ができていないという理由で 建設労働者たちの賃金支払いを勝手に延期している」と批判した。

建設労組は記者会見後にソウル雇用労働庁に対し、 問題になった建設会社に対する特別勤労監督要請書を提出する一方、 強力な処罰を要求した。

建設労組は5月2日の代表者会議で闘争計画をたて、 建設現場の賃金未払いなどの問題に対応する予定だ。 検警前での1人デモも持続的に展開していく予定だ。

一方、4月27日、ソウル市漢南洞のナイン・ワン外国アパート建設現場で 未払い賃金の支払いを要求した2人の労働者がタワークレーンに上がり、 1人が墜落する事故に遭った。 下請建設会社は該当労働者たちの工程が終わった後も賃金の支払いを3回も延ばした。 地方から上京し、月貰生活をしていた労働者たちは、進退窮まる状況になり、 高空籠城を敢行した。 墜落した労働者はエアマットに落ちて生命には支障がないが、 骨折して病院で治療中だ。 高空座り込みに突入した労働者のチームは賃金を支給されたが、 その他300余人の労働者たちが賃金を支給されていない。

同日、ソウル市鷹岩洞の建設現場では、 下請建設会社の直営班長が振り回した刃物で組合員が負傷する事故が行われた。 建設労組ソウル建設支部の組合員350人ほどが不法請負根絶を要求する集会に参加したところ、 直営班長ともめておきた事件だった。 この事故で組合員2人が怪我をし、1人は縫うほどの怪我をした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-05-03 20:57:53 / Last modified on 2019-05-03 20:57:54 Copyright: Default

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