本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:民主労総代議員大会、経社労委の参加を除く事業計画を承認
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1555130311427St...
Status: published
View


民主労総代議員大会、経社労委の参加を除く事業計画を承認

キム・ミョンファン「経社労委の再議論より闘争の決意が必要」

キム・ハンジュ記者 2019.04.04 16:23

全国民主労働組合総連盟が4月4日に第68次臨時代議員大会を開き、 経済社会労働委員会参加を除く2019年事業計画(案)を通過させた。

代議員は4月の全面ストライキ・総力闘争、7月の全面ストライキ計画を含む 2019年事業計画案件を全員一致で承認した。 事業計画の中には経社労委参加関連内容は含まれなかった。 経社労委に参加しようという修正案発議もなかった。

民主労総のキム・ミョンファン委員長は事業計画案件を通過させて 「経社労委再議論に関する争点討論よりも闘争の決意が必要な時」とし 「(経社労委参加に関し)憂慮すべきことがあったが、 韓国社会を改革するための総力闘争、全面ストライキ闘争を作ることが優先だと 同志(代議員)に見せた結果」と明らかにした。

前の67次定期代議員大会で経社労委参加関連の修正案3本がすべて否決された。 当時、キム・ミョンファン執行部は「経社労委への参加を抜いた事業計画」を提出すると明らかにした。 これと共に最近、政府と国会が労働界が反対している弾力勤労制期間単位拡大、 最低賃金決定区も二元化などを押し通し、 民主労総としても経社労委参加の名分が消えたと見られる。

したがって民主労総は4月の臨時国会でも労働法改悪の流れが続くと判断し、 これに備えて総力闘争を繰り広げる計画だ。 7月には非正規職撤廃などのためのゼネストを行うと明らかにし、 7月のゼネスト成功のために5月1日メーデー、 6月ILO総会対応大衆闘争を続けると伝えた。

一方、民主労総の代議員136人、現場幹部および活動家711人はこの日の代議員大会で 「経社労委参加の再論ではなく労働改悪阻止闘争を決意する大会にしろ」という声明書を配布した。 彼らは「最近の労働改悪推進過程での経社労委の口実を見ると、 民主労総定期代議員大会が経社労委参加を無にしたことが 完全に正しかったことを確認できる」とし 「民主労総は組合員はもちろん、さらに劣悪な未組織労働者を代弁するためにも 労働改悪を阻止する闘争に立ち上がらなければならない」と伝えた。

この日、代議員は4月のゼネスト・総力闘争特別決議文で 「民主労総は4月の臨時国会でさらに強力な闘争により、 労働法改悪の試みを完全に無力化する」とし 「民主労総は4月のILO中核的協約批准を争奪し、 『使用者防御権』の要求を突きつける総資本の攻勢も無力化する。 もし政府と国会が経済人総連の要求まで受け入れて、公式に立法の議論に突入すれば、 民主労総はゼネストも辞さない」と明らかにした。

民主労総のキム・ヒョンソク スポークスマンは大会終了後、 取材陣に「経社労委がまた議論される可能性はほとんどゼロ」と明らかにした。

国会環境労働委員会雇用労働小委員会は4月4日、 弾力勤労制拡大、最低賃金法改悪に合意できなかった。 したがって来る5日の国会本会議の改悪処理も可能性が小さくなった。 民主労総は国会の改悪の試みを防ぐために4月1日、 国会進入などの総力闘争を行った。

この日の代議員大会は午後2時に一山のキンテクスで開かれた。 在籍代議員数 1290人のうち736人が参加し、大会が成立した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-04-13 13:38:31 / Last modified on 2019-04-13 13:38:33 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について