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民主労総中執、大会の経社労委の結果をめぐり混乱

「経社労委参加の原案は生きている」 vs 「議長が原案放棄…死んだ案件」

キム・ハンジュ記者 2019.02.13 20:26

民主労総中央執行委員会(以下中執)が 先日の代議員大会の経済社会労働委員会(経社労委)への参加案件の処理結果をめぐり、 筋道をつかめずにいる。

複数の民主労総関係者によれば、2月8日に開かれた中執で委員の一部が67次大会は終了ではなく散会なので、 経社労委参加に対する執行部の原案は生きていると主張し、 他方で議長が当時原案を放棄したので経社労委参加は否決で終わったと対抗している。 民主労総のキム・ミョンファン委員長はこれに対する見解を出していないという。 執行部は2月21日、次期中執で大会結果に対する最終立場を出すことにした。

▲去る28日江西区のKBSアリーナ・ホールで開かれた民主労総代議員大会. [出処:キム・ハンジュ記者]

1月28日の民主労総代議員大会は、経社労委への参加に対する3本の修正案すべてを否決処理した。 1号修正案は現場派が発議した不参加案、 2号修正案は金属労組が発議した「条件付き参加案」、 3号修正案は建設、保健、サービスなどの産別代表者8人が発議した参加案(労働改悪した時には脱退)だ。

当時、キム・ミョンファン議長は3号修正案と立場を共にして執行部が上程した経社労委参加原案を主張しないという事実上の「原案放棄」発言をした。 しかし修正案がすべて否決されると代議員の一部が 「原案に対する採決をしなければならない」と主張して論争が続いた。 そのためキム議長は 「この日上程された議案を進めず、 新しい闘争計画と事業計画を組んで臨時代議員大会を招集する」とし、 散会を宣言した。

3号修正案を発議した産別代表者(中執委員)の一部は前の中執で議長が「散会」と表現したため、 定期大会を再開して原案採決をすべきだと主張した。 民主労総の規約上、「散会」は「会議を止めて一定期間休んでいる状態」を意味するという理由だ。

だが公共運輸労組、金属労組などの中執委員の多数は、経社労委参加案件は否決で終わったので、さらに議論すべきではないという判断だ。 また議長の「散会」表現は、脈絡上「閉会」だと対抗した。 国会など一般的な会議体系で「散会」は「会議終了」を意味するからだ。 キム・ミョンファン執行部が「閉会」を受け入れれば一事不再理の原則により、 経社労委参加案件はこれ以上扱えなくなる。

キム・ミョンファン委員長はこうした論争についての見解を明らかにしていないという。 したがって、前の中執は「67次定期代議員大会結果に対する解釈の差に対しては、 規約規定に基づいて法律的な検討と組織内の意見収斂を経て、 次期中執に最終立場を報告して決定」することにした。 民主労総の関係者は 「執行部内でも『散会による大会再開』についての立場が交錯している」と伝えた。

2月21日の次期中執の結果によって、 執行部が経社労委参加の原案採決をするかどうか輪郭が捕えられるものと見られる。 次期大会は3月中旬に開かれるものと見られる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-02-18 18:48:49 / Last modified on 2019-02-18 18:48:50 Copyright: Default

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