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キム・ヨンギュンが触発した非正規共同闘争…文就任2周年に光化門集会

5月大統領就任2年…「期待は怒りに」総力闘争

キム・ハンジュ記者 2019.02.13 13:23

故キム・ヨンギュン非正規職労働者の死を契機として非正規当事者が集まり、強力な闘争に立ち上がる。 「非正規職もうやめろ1100万非正規職共同闘争(以下共同闘争)」は、 文在寅(ムン・ジェイン)大統領就任2周年に合わせて5月11日、 光化門広場で集会を開き、 7月には「非正規職10万人大会」を開くと明らかにした。

共同闘争は2月13日、中区のフランシスコ会館で 「キム・ヨンギュンが残した宿題、キム・ヨンギュンの友人が始めます」記者会見を行った。 この記者会見に多様な事業場で働く非正規職100人が参加した。 彼らは文在寅政府1年9か月の間、 非正規職の現実は変わらなかったと政府を糾弾した。 同時に非正規職問題解決のために当事者が直接乗り出すと決議した。

「故キム・ヨンギュン死亡事故真相究明および責任者処罰市民対策委員会」のイ・テウィ執行委員長はこの日の記者会見で 「キム・ヨンギュンは入社して2か月後に 『文在寅大統領、非正規職と会いましょう』というプラカードを持って写真を撮った」とし 「残酷な発電所の現場が彼にプラカードを持たせた。 葬儀後もキム・ヨンギュンが持ったプラカード(政府に対する要求)は相変らず有効だ。 対策委と非正規職労働者は非正規職問題の解決の課題をかけて非正規職そのものをなくすために努力する」と明らかにした。

共同闘争はキム・ヨンギュンが残した5つの宿題を設定した。 5つの宿題は、 △「非正規職を使えないように」、 △「月給を奪わないように」、 △「本当の社長が責任を取るように」、 △「労組を簡単にできるように」、 △「不法派遣が処罰されるように」だ。

キリュン電子分会のユ・フンヒ分会長は 「私はキリュン電子の不法派遣労働者として解雇されてから13年になった」とし 「非正規職を使わない社会が切実な非正規職当事者だ。 派遣法で多くの非正規職が3〜6か月契約を強要されて解雇される。 非正規職法は『非正規職奴隷法』だ。 非正規職は義務しかなく権利はない。 常時、持続業務を遂行する非正規職を正規職に変える法律が必要だ」と明らかにした。

続いて教育公務職本部のキム・ヨンエ副本部長は 「私は学校で食事の用意をする労働者」とし 「昨年、最低賃金が上がったが算入範囲で賃金が削減されるのを見てあきれた。 非正規職労働者をさらに悲しませる悪法はすべてなくさなければならない」と伝えた。

鉄道労組鉄道カスタマーセンター支部のチョ・ジヒョン支部長も 「コレイルはカスタマーセンターの他、多くの業務を委託している」とし 「同時にできるだけ低い賃金、少ない人員で運営している。 子会社の労働者は奴隷に転落し、コレイルは利益を持っていく。 本当の社長、コレイル、政府が責任を取らなければならない」と話した。

全国代理運転労組のキム・ジュファン委員長も 「代理運転、宅配、配達、看病、貨物運送など多くの特殊雇用労働者は 最低の労働基本権も保障されずにいる」とし 「国家人権委、ILOでも特殊雇用労働者の労働権保障を勧告したが、 政府と国会は守らなかった。 2年の期待は怒りに背を向けた」と強調した。

韓国GM群山非正規職支会のイ・ワンギュ支会長は 「昨年、裁判所が韓国GM不法派遣と判決したが、 韓国GMは謝罪どころか正規職転換もしなかった」とし 「これまで韓国GMで2千人以上の労働者が解雇された。 文在寅大統領が当選してから1年9か月経ったが、何も変わらない」と批判した。

共同闘争は対国会闘争の一環として国会議員300人に公開質問を送り、 来月国会大討論会を開催する予定だ。 文在寅政府の非正規職公約履行率も発表すると明らかにした。 また4月に非正規職当事者1千人を対象に 「キャンドル政府2年、非正規職人生は変わりましたか?」アンケート調査を行う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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