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続くハンファの労組弾圧…金升淵は執行猶予満了、復帰準備

ハンファエアロスペース不当労働行為、検察が起訴したが…

キム・ハンジュ記者 2019.02.11 12:53

2月11日にハンファ・グループの金升淵(キム・スンヨン)会長の執行猶予(背任・横領容疑)が満了し、 経営に電撃復帰するという知らせがあふれている。 このうちハンファ・グループの代表的な労働弾圧事業場である ハンファエアロスペースの労働者たちは、 労使問題の解決ないキム会長の経営復帰はいけないと主張した。

全国金属労働組合慶南支部サムスンテックウィン支会(2015年 ハンファがサムスンテックウィン買収したが労組は旧名称を維持中)は11日、 鍾路区の金升淵(キム・スンヨン)会長宅の前で記者会見を行って 「ハンファ・グループ労使問題の解決ない金会長の経営復帰は過去への回帰でしかない」とし 「金会長の労使関係正常化のための決断が先に必要だ」と話した。

K-9自走砲、航空機エンジンなどを生産するハンファエアロスペース(旧ハンファ・テックウィン)は 4年間、金属労組弾圧の議論に苦しんでいる。 2015年下半期から使用者側が管理者を動員して金属労組脱退工作を行い 企業労組拡大を進めたという。 過去にき千人以上いた金属労組組合員は現在約850人が残っている。 使用者側はまた△職場内いじめ、 △残業・特別勤務強制動員および排除、 △差別的考課評価などを施行した。

検察と中央労働委員会もまたこうした労組弾圧を認めた。 昌原地方検察庁は昨年12月に使用者側管理者を労働組合および労働関係調整法違反容疑で起訴した。 検察は控訴状に「被告人は『金属労組縮小および企業労組交渉代表維持方案』等を指示」し 「職・班長の労働組合(金属労組)脱退推奨を要求した」と指摘した。 中労委も2017年1月に不当労働行為と判定した。

金属労組のイ・スンヨル副委員長は記者会見で 「4年間、労使問題が解決しないのは、ハンファが労組を認めないから」とし 「ハンファは今、ロッテの金融会社を買収して財界順位を8位から6位に上げようとしている。 金会長の経営復帰による経営権継承の話も続々と出ている。 金会長の経営復帰は、まず労働尊重の態度からだ。 労働者を消耗品と認識する態度は、全国18万金属労組組合員の闘争を呼ぶことを知らなければならない」と明らかにした。

サムスンテックウィン支会のチョン・ビョンジュン支会長は記者会見文で 「使用者側の不法は企業の味方である検察さえ目をつぶることができない状況だった」とし 「法的負担を減らし、経営復帰を模索する金会長が何よりも先に解決すべきことは、 ハンファ・グループの労使問題だ。 金会長が語る『正道経営』の信念で、労使関係だけは例外なのかどうか、 本人の決断により立証しなければならない」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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