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タクシー高空籠城509日目に暫定合意…月給制違反事業場は処罰へ

「高空籠城闘争勝利」…キム・ジェジュ、地面を踏む

キム・ハンジュ記者 2019.01.26 00:53

▲暫定合意案[出処:公共運輸労組タクシー支部]

1月25日午後10時頃、 全州市と公共運輸労組タクシー支部が交渉により 暫定合意案を引き出した。

合意により、全州市は全州市内全額管理制(完全月給制)に違反した事業場に 減車(一部免許取り消し)処分をすることにした。 キム・ジェジュ タクシー労働者が社納金廃止、月給制を要求して 全州市庁前の20m鉄塔で高空籠城を始めてから509日目だ。

確約書により全州市は来る8月1日までに全額管理制履行確約書を提出しない業者に対して3・4次行政処分をする。 4次処分になると業者はタクシー免許が一部取り消される。 全州市がタクシー業界で社納金を維持する慣行を破り、 法によって全額管理制違反事業場を処罰するという意だ。 現在、全州市内の全額管理制履行確約書を提出していない事業場は7か所だ。

また全州市はタクシー労働者の長時間労働根絶のために指導・点検を半期ごとに1回実施することにした。 合わせて全額管理制の基盤になるタクシー運行情報管理システムを構築することに合意した。

タクシー支部と全州市は1月26日午前10時、全州市庁で調印式を開く。 金承洙(キム・スンス)全州市長が調印式に参加する予定だ。 調印式後にタクシー支部は闘争勝利報告大会を開く。 高空籠城を続けていたキム・ジェジュ タクシー労働者もこの日、510日ぶりに地面を踏む。

タクシー支部は「509日にもなるタクシー労働者高空籠城闘争で 全額管理制違反事業場に対するしっかりした処罰の約束を勝ち取った」とし 「これから不法社納金撤廃、全額管理制定着のための労働者たちの動きが全国に広がるだろう」と明らかにした。

全州タクシー闘争は2014年4月から始まった。 戦いを始めてから4年10か月目に勝ち取った勝利だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-02-01 10:47:20 / Last modified on 2019-02-01 10:47:21 Copyright: Default

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