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韓国GM非正規職、1年間に700人解雇

不法派遣検察告発1年…捜査は五里霧中

キム・ハンジュ記者 2019.01.10 12:14

[出処:金属労組韓国GM非正規職支会]

韓国GMで最近1年間に解雇された非正規職が700人に達すると明らかになった。 韓国GM非正規職労働者は、検察が韓国GM不法派遣事件を1年間放置したため 大量解雇を起こしたとし、カハー・カゼム社長の拘束捜査を主張した。

金属労組韓国GM非正規職支会(以下労組)によれば、 労組が昨年1月、韓国GMを相手に不法派遣告訴状を提出した後、 700人の非正規職が解雇された。 2018年初めに群山と富平、昌原工場で500人以上が、 2018年下半期には富平工場で夜昼2交代制で昼間1交代制に転換して100人以上が雇用を失った。 また仁川KD工場が閉鎖、外注化されて70人が解雇された。 しかしこの工場の正規職労働者たちはすべて富平工場に再雇用された。

労組は最近起きた大量解雇が検察が不法派遣捜査に手をこまねいていたために発生したと主張した。 先立って労組は2018年1月、韓国GMのカハー・カゼム社長を不法派遣の容疑で検察に告訴した。 最近、裁判所と雇用労働部が相次いで不法派遣判決と決定したためだ。

労組は1月10日に仁川地方検察庁の前で記者会見を行って 「検察の韓国GM不法派遣ノロマ捜査を糾弾して、カハー・カゼム社長拘束捜査を要求する」と明らかにした。 労組は「韓国GM不法派遣告訴状を提出してから1年経ったが、 捜査中というだけで何の知らせもない。 1年間で非正規職700人が解雇された。 これまで韓国GMがきちんと処罰されなかったために発生した問題」と伝えた。

続いて労組は文在寅(ムン・ジェイン)政府にも非正規職問題を解決しろと要求した。 労組は「文在寅大統領は就任して非正規職問題を解決するといったが、 現場では何も守られずにいる。 また文大統領が検察改革を語ったが、これも失踪した状況だ。 現在、検察の時間稼ぎで労働者は死んでいる。 政府は不法派遣問題を解決して、 仁川地方検察庁は不法派遣カハー・カゼム社長を拘束起訴しろ」と主張した。

先立って韓国GMは大法院で二回の不法派遣判決を受けた。 2018年2月13日、仁川地方法院は韓国GM富平工場が不法派遣と判決し、 1月3日に釜山高等法院も昌原工場に対して不法派遣判決を下した。 2018年5月には雇用労働部もまた昌原工場不法派遣と決定し、 韓国GMに直接雇用行政命令を出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-01-15 03:33:11 / Last modified on 2019-01-15 03:33:12 Copyright: Default

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