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ユソン企業労働者の死…「検察の企業庇護のため」

ユソン企業柳会長告訴70日…検察・警察は労働者の拘束に血眼

キム・ハンジュ記者 2019.01.08 11:05

金属労組ユソン企業支会が最近自決したユソン労働者の死には 検察が捜査を遅らせ、企業を庇護したためだと糾弾した。

先立って昨年12月20日、ユソン企業の労働者A氏(2018年9月30日退社)が自宅で自ら命を絶った。 A氏は鬱病高危険群に属していたことが明らかになった。 労組はA氏をユソン企業労組破壊の犠牲者と規定した。

現在、検察と警察はユソン企業の柳時英(ユ・シヨン)会長を拘束捜査せずにいる。 柳会長をはじめとする役員は去る11月1日、業務上背任・横領で告訴された。 彼らは不法行為を犯した創造コンサルティングに6億6千万ウォンを支払い、 個人の裁判に会社の資金を使った。 個人が当事者になった事件について、弁護士費用は法人の資金から使うことはできない。 資金の規模が相当だったのに捜査当局は2か月以上、柳会長に対して何の措置も取らなかった。 昨年12月24日に一回調査をしただけだという。

しかし捜査当局は最近起きたユソン企業のキム○○常務負傷事件を口実とする労働者たたきに血眼だ。 昨年11月22日に起きた事件で、労働者約10人を調査し、 事件発生から22日後に労働者2人を拘束した。 検察は別の労働者3人に対して拘束令状を請求することもした。 数十億ウォンにのぼる経済犯罪と企業役員の全治5週の負傷に対する捜査は平等ではないと見られる部分だ。

労組は1月8日午前、大田地方検察庁天安支庁前で記者会見を行って 「検察の捜査地縁、裁判所の裁判遅延がまたユソン労働者を殺した」と明らかにした。 労組は「(労組破壊が始まった) 2011年から現在まで、 検察と裁判所は柳時英会長に寛大だった。 用役400人に鉄パイプを配った分けてあげた柳時英は無罪であった。 長い間の精神的ないじめで人を死に至らせたぬようにさせた柳時英はやはり無罪であった。 昨年11月22日の偶発的暴行事件、我慢できずに退職した労働者が自決した事件は、この脈絡にある」と主張した。

続いて「すでに告訴された柳時英の背任容疑は氷山の一角に過ぎない」とし 「1件当たり数十億ウォンを払う6〜7社の法務法人の弁護士を並べた事実を考慮すれば、 100億ウォンはこっけいだ。 会社が作った御用労組を8年以上維持できたのも、資金の支援がなければ不可能だ。 この瞬間にも柳時英会長は証拠を隠滅している。 背任罪に対する拘束が今すぐ必要だ」と強調した。

最後に労組は「検察と裁判所が500人ほどの部品メーカー、ユソン企業の犯罪を隠そうとする意図には、巨大資本の現代自動車の顔色をうかがっているから」だとし 「柳時英を生かさなければ 鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長が助からないので ユソン労組破壊に関する現代車裁判も延ばされている。 検察と裁判所は法秩序の破壊を止めて犯罪者を拘束しろ」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-01-10 19:29:56 / Last modified on 2019-01-10 19:29:57 Copyright: Default

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