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ファインテック直接雇用は難しいというスターフレックス…社内留保金は774億

組合員5人を直接雇用する条件は充分

キム・ハンジュ記者 2019.01.02 21:45

ファインテック親会社スターフレックスの社内留保金(利益余剰金+資本余剰金)が 774億ウォンにのぼることが明らかになった。 使用者側が金属労組ファインテック支会の組合員5人を直接雇用する条件は 充分にあるのに使用者側がこれを拒否しているという批判が強い。

ファインテック支会パク・チュノ、ホン・ギタク組合員は、 △民主労組、団体協約、雇用3継承、 △ヘル朝鮮悪の枢軸(独占財閥、自由韓国党、国家情報院)解体、 △労働悪法撤廃を要求して 木洞熱併合発電所の高さ75mの煙突で417日間高空籠城を続けている。 ファインテック支会のチャ・ガンホ支会長は24日間ハンストを続けている。

ファインテックの親会社であるスターフレックスは、 屋外広告用の柔軟性生地(Sign Flex)を主力として生産する企業だ。 スターフレックスは現在ベトナム現地法人の(株)スターケミカルを従属会社にしている。 ヨーロッパと中国の上海にもスターフレックスの系列会社がある。

金融監督院の電子公示によれば、 2018年3分期スターフレックスの利益余剰金は505億6561万ウォンだ。 資本余剰金は269億987万ウォンにのぼる。 社内留保金は利益余剰金と資本余剰金を合わせたものだ。 したがってスターフレックスの社内留保金は774億7548万ウォンだ。 774億ウォンを社内に蓄積し、ファインテック労働者5人の直接雇用を拒否しているわけだ。

社内留保金を別としてもスターフレックスの財務は硬いと見られる。 2018年1月から9月31日までスターフレックスの売上額は563億ウォン、 当期純利益は23億ウォンにのぼる。 2017年1月から9月までのスターフレックスの当期純利益は16億ウォンだ。 純利益は1年間に6億6千万ウォン増加した。

スターフレックスのキム・セグォン代表の場合、 2018年3分期基準報酬総額が6億652万ウォンに達する。 勤労所得が5億3千万ウォン、賞与金が7千700万ウォンだ。 スターフレックス登記理事3人の平均報酬額は2億6千万ウォン、 報酬総額は7億8848万ウォンだ。

それでもスターフレックスのキム・セグォン代表は最近3回の交渉で ファインテック労働者たちの直接雇用を拒否している。 キム代表は昨年12月27日、労使初顔合わせから直接雇用不可の立場を明らかにした。 12月31日の3次交渉では社会的企業の雇用を主張した。 ファインテック支会は直接雇用を主張して、これを受け入れなかった。

「スターフレックス(ファインテック)闘争勝利のための共同行動」の関係者は 「スターフレックスは財政がとてもしっかりした企業なのに、直接雇用を拒否している。 直接雇用条件には名分がないのに労組が剛性だという理由だけで拒否するのは理解できない」と明らかにした。

1月3日午前10時、4回目のファインテック労使交渉が開かれる。 交渉場所はスターフレックス本社があるソウル木洞近隣だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-01-05 12:37:25 / Last modified on 2019-01-05 12:37:28 Copyright: Default

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