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人権委員長「ファインテックは社会構造的問題…政府が動け」

29日に2次労使面談…使用者側の態度は変わるか

キム・ハンジュ記者 2018.12.28 20:03

国家人権委員会のチェ・ヨンエ委員長が、 ファインテック問題は社会的制度が不十分で起きた構造的問題だとし、 政府と国会の役割を要求した。

チェ委員長は12月28日に委員長声明を出して 「ファインテック支会問題は、労使問題というよりも 構造調整、廃業などの社会的制度が不十分なところに始まった構造的な問題」だとし 「またこれは労働者たちが憲法上の権利を主張することが極めて難しいことを見せる。 政府は最善の努力をつくして合意点を見出してくれるよう要求する」と明らかにした。

合わせて「煙突で412日間座り込みを続けているファインテック支会の組合員は、 代謝機能の低下と睡眠障害、不安定な心理状態などの健康と安全が非常に危険な状況だ。 ファインテック支会のチャ・ガンホ支会長は19日間食を断っている。 ファインテック支会高空籠城は生命と普遍的な労働人権問題として、 決して年を越してはならない」とも伝えた。 チェ委員長は28日午前11時頃、ファインテック支会座込場を訪れて労働者たちと面談を進めた。

▲ファインテック支会のチャ・ガンホ支会長(右)が28日に木洞熱併合発電所煙突の前の座込場を訪れた国家人権委員会のチェ・ヨンエ委員長と対話している。[出処:金属労組ファインテック支会]

ファインテック労使は12月29日午前、第2次面談を行う。 27日の1次面談で使用者側は、ファインテック支会の組合員をスターフレックス(ファインテックの親会社)は直接雇用できないと明らかにした。 労組組合員の雇用と共に、労組、団体協約継承は2015年に会社が約束した事案だ。 人権委などの国家機関の圧力により使用者側が態度を変えるのかどうか帰趨が注目される。

一方、ファインテック支会パク・チュノ、ホン・ギタク組合員は412日間、 ソウル熱併合発電所75m煙突の上で、 △3継承(労組、雇用、団体協約)、 △ヘル朝鮮悪の枢軸(独占財閥、自由韓国党、国家情報院)解体、 △労働悪法撤廃を要求して高空籠城中だ。 チャ・ガンホ支会長は19日間、木洞スターフレックス本社前でハンストを続けている。

来る29日午後2時には 煙突座込場の前で希望バス文化祭が開かれる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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