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文在寅政府がファインテック労働者の五体投地まで弾圧

ファインテック煙突座り込み390日目…消えた政府

キム・ハンジュ記者 2018.12.06 16:27

文在寅(ムン・ジェイン)政府が ファインテック(スターフレックス)労働者の五体投地を防いだ。 警察約200人は12月6日、五体投地が「不法集会」だとして労働者を阻止した。

▲警察がファインテック労働者たちの五体投地を防いだ。

金属労組ファインテック支会のパク・チュノ、ホン・ギタク労働者は 木洞熱併合発電所の高さ75mの煙突の上で3継承(雇用、労組、団体協約)、 労働悪法撤廃、 ヘル朝鮮悪の枢軸(独占財閥、国家情報院、自由韓国党)解体を要求して390日間 高空籠城を続けている。

五体投地に参加した労働者は約20人。 労働者たちは青瓦台の噴水台広場から光化門方面へと五体投地を始めようとしたが、 警官がこれを阻止した。 警察は「五体投地は合法を装った不法集会」だと放送をして、 労働者たちは「青瓦台の外に行くのになぜ妨害するのか」と抗議した。

警官たちは五体投地のために地面にひざをついた労働者の上で危険なスクラムを組んだ。 30分間の衝突の後、五体投地を支持する労働者と市民約40人が警察を押し出して空間を確保した。 道が開かれると労働者たちは五体投地を続けた。 五体投地の行列が青瓦台の噴水台広場から出るとすぐ 警察機動隊約100人も場所から出た。

▲五体投地を支持する労働者と市民が警察を押し出して空間を確保している。

「408日を越えることはできない」

五体投地の前、金属労組ファインテック支会と 「ファインテック(スターフレックス)闘争勝利のための共同行動」は12月6日、 青瓦台の前で記者会見を行った。 彼らは「ファインテックのパク・チュノ、ホン・ギタク労働者の高空籠城は 1年を遥かに越えた」とし 「来る12月24日にはチャ・ガンホ労働者の亀尾煙突座り込み記録の408日になる。 われわれは408日を越えることはできないという気持ちで終末闘争に立ち上がる」と明らかにした。

過去、408日間の高空籠城をしたファインテック支会のチャ・ガンホ支会長は記者会見で 「2015年の408日の高空籠城でスターフレックスのキム・セグォン代表は 3継承(雇用、労組、団体協約)に合意した。 しかしスターフレックスは工場をなくし機械を搬出した。 合意を守らないのだ。 だからパク・チュノ、ホン・ギタクがまた煙突に上がるほかはなかった。 われわれは彼らの座り込みが408日を超えられないようにする。 人間らしく生きるために『終末闘争』をする。 五体投地はその第一歩」と伝えた。

続いてキルボ韓医師会のオ・チュンサン韓医師は、 パク・チュノ、ホン・ギタク労働者の健康状態を伝えたが、 「パク・チュノ労働者は体重が10kgも減った」とし 「狭い空間で1年以上生活したために脊椎近隣の首、腰、肩の痛みを感じている。 二人とも身体は最低の状況だ。 健康を回復する方法は地面を踏むことだ。 そのためには政府が問題を解決しなければならない」と話した。

ファインテックの労働者たちは12月6日から10日まで五体投地をする。 6日は青瓦台から忠正路駅まで、7日は汝矣島まで、8日には永登浦駅まで、9日には煙突座込場まで、そして10日には最終目的地の木洞スターフレックスのソウル事務所まで移動する。 移動時間は約6〜7時間。 五体投地の各地点では集会を続ける計画だ。

▲五体投地をするファインテック支会のチャ・ガンホ支会長

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-12-14 02:52:16 / Last modified on 2018-12-14 02:52:17 Copyright: Default

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