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ひどすぎる正規職のパワハラ…韓国ジョブワールド非正規職交渉を妨害

正規職管理者が非正規直接雇用を「採用不正」と糊塗

キム・ハンジュ記者 2018.11.27 21:40

韓国ジョブワールドの正規職労働者たちが 韓国ジョブワールドと非正規職労組との間の交渉を物理的に妨害した。 正規職たちは非正規職を直接雇用せず、子会社公正採用を推進しろと圧迫した。

公共運輸労組によれば、 正規職労働者約20人は11月27日午後1時頃に 交渉が開かれる経済社会労働委員会建物の前に布陣した。 彼らは韓国ジョブワールドのノ・ギョンナン理事長の出入りを阻止し、 非正規職直接雇用に反対した。 また子会社設立による「公正採用」を主張した。 ノ理事長は「今日はどんな決定もしない」と正規職労働者たちに 言い聞かせたという。

▲韓国ジョブワールド正規職労働者が27日に経済社会労働委員会建物で開かれた韓国ジョブワールドと公共運輸労組間交渉を妨害した。[出処:労働と世界]

これに先立ち、正規職労働者たちは11月26日、カフェで 「韓国ジョブワールドは公共機関採用不正根絶のために最善を尽くさなければならない」とし 「公共部門正規職転換ガイドラインは競争方式による採用が原則だと明言している。 しかし公共運輸労組韓国ジョブワールド分会(非正規職労組)は 相変らず直接雇用、無理な賃上げなど、受け入れられない要求を続けている」と明らかにした。 また「正規職転換に関する外部の介入と圧力も根絶されることを望む」と話した。

正規職労働者たちが7日間、青瓦台の前で集団ハンストしている非正規職労働者たちの直接雇用の要求を「採用不正」と糊塗し、 常時・持続業務は正規職に転換しろという政府のガイドラインまで歪曲したわけだ。

これについて韓国ジョブワールド非正規職労働者たちが所属する公共運輸労組は強く怒った。 労組は27日に立場文で 「56人の正規職が彼らの既得権を維持するために非正規職約160人を集団ハンストと解雇に追いやっている」とし 「正規職は12月1日に予定された『公開採用手続き』にハンストをしている非正規職労働者が受験しろと主張するが、 これは公開採用で非正規職140人をフィルターして、 全員を解雇するという話だ。 彼らは何年も一緒に働いた非正規職を『同じジョブワールド職員では絶対いけない』と直接雇用に反対した人々だ」と明らかにした。

公共運輸労組によれば、 韓国ジョブワールド本部長は11月初めの懇談会の席で 「座り込みをしている状況で子会社転換公告が出てくればどうするか」という労働者の質問に 「講師職群の総入れ替えが必要だ」と話した。 事実上、座り込みをしていた非正規職全員を解雇して新しい人員で補充するという発言だ。

最後に労組は「子会社転換を決定した時、当事者の意見を聞く民主的手続きはなかった」とし 「正規職は絶対的な力で一方的に通知した。 正規職のパワハラで推進される正規職転換には反対と対立が生まれるしかない。 何年も一緒に働いた人が最低の過程を経て働く方式が転換採用(直接雇用)だ。 公共機関設立の目的と公共性強化に責任がある機関の役員に不適切な人が入ってくるのが不公正だ」と批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-11-30 01:38:59 / Last modified on 2018-11-30 01:39:01 Copyright: Default

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