「文在寅 右クリック」が全国民衆大会を呼ぶ…国会包囲へ

最低2万5千人参加予想…国会デモ行進後に包囲

2018全国民衆大会が12月1日、国会前で開催される。 全国の労働者、農民、貧民が国会前に集まって 政府と国会を圧迫する闘争に立ち上がる。 全国単位民衆大会は文在寅(ムン・ジェイン)政府になって初めてだ。

民衆共同行動は11月27日、民主労総の15階で記者会見を行って 「全国民衆大会により、親財閥政策でキャンドル民意から遠ざかっている 文在寅政府を糾弾し、 国会に改革立法を要求する予定」と大会基調を明らかにした。

民衆共同行動はこの日、最低2万5千人が大会に参加すると予想した。 12月1日に労働者、農民、貧民が汝矣島で事前大会を開き、 午後3時に国会前に集まって本大会を開く。 大会後、民衆はデモ行進で国会を取り巻く行動を行う。 民衆共同行動は警察が集会とデモ行進を保障しさえすれば 大会は平和に行われるだろうと明らかにした。

韓国進歩連帯のパク・ソグン常任共同代表は記者会見で 「民衆は逆行する政府の社会改革に怒っている」とし 「文在寅政府は 朴槿恵(パク・クネ)政権の時に紙一枚で法外労組になった全教組を放置して、 労働者を街頭で野宿させており、 弾力勤労制期間は拡大、米目標価格は後退させた。 キャンドル抗争の先鋒に立った民衆はまた審判の手綱を取って国会を包囲するだろう。 包囲行動で国会と青瓦台に主権者の意を正確に伝える」と明らかにした。

続いて民主労総のペク・ソックン事務総長は 「現在、政府の社会改革は逆回り程度ではなく、まったく回帰の水準」とし 「今、政府庁舎前の非正規職座込場は片付いていない。 また弾力勤労制の拡大で未組織、中小零細労働者は対応無策になる境遇に置かれた。 民主労総は民衆大会を通して現政権に何が問題で、なぜ支持率が落ちていて、 何を重視しなければならないのか、メッセージを伝えるだろう」と伝えた。

また全国女性農民会総連合のキム・スネ会長は 「農民がまた路上に出て助けてくれと言うとは思わなかった」とし 「ペク・ナムギ農民が民衆総決起で2015年に国家暴力で亡くなり、 また2018民衆大会を迎える。 政府が米目標価格を19万6千ウォンと決定した。 農民は生きるか死ぬかの岐路に立っている。 われわれはこれから政府を信じることなく、私たちが人間らしく生きる世の中を作ってみせる」と話した。

合わせて民主露天商全国連合のユン・ホンジュ鷺梁津水産市場地域長も 「水産協同組合は例がない集合ビルの断電・断水措置を鷺梁津旧水産市場にした」とし 「それでもソウル市は何の指針も出さず、 執権与党は既得権を保護することだけに気を遣っている。 キャンドルの前と後で何も変わっていない。 民衆共同行動で改革に逆行する既得権勢力をこらしめる」と強調した。

民衆共同行動は朴槿恵退陣キャンドルの土台になった 民衆総決起闘争本部を再編した組織だ。 2015年の民衆総決起ではペク・ナムギ農民が警察の放水銃で命を失った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。