鷺梁津旧市場の断電・断水3日目…水産協同組合が「戦場」にした

用役が衝突誘導…警察数百人投入

▲警察の制止で引き出される水産協同組合用役

水産協同組合が鷺梁津の旧水産市場の水と電気を切ってから3日目、 商人たちの生存権はもちろん、人権も侵害されている状況だ。 この中で水産協同組合の用役は、奇襲的に集会現場に進入するなどして衝突を誘導している状況だ。

商人と市民は11月7日午後6時30分、鷺梁津の旧水産市場で集会を始めた。 集会が始まった直後、用役が集会現場の後方から奇襲的に進入し、 大きな衝突になった。 集会参加者が即座に対応して用役を孤立させ、警察の制止で衝突は約5分で終わった。

用役の態度に怒った集会参加者が集会現場から現代化市場側に移動しようとしたが、 約200人の警察が進入を阻止した。 用役は警察投入と同時に後に退き、集会参加者は警察に用役暴力を傍観したと抗議した。 警察は集会参加者の問題提起にもかかわらず、相変らず集会現場を取り囲んで移動を制限している。

しかし水産協同組合側は大型スピーカーで旧市場の商人に向かって 「不法占拠中だ」、「不法集会中だ」、「直ちに退去しなさい」と威嚇した。 用役と水産協同組合の職員約50人は集会現場の前で待機している。

一方、民衆党のキム・ジョンフン議員は午後6時に集会現場を訪問し、 商人の人権侵害状況を確認して水産協同組合本部長と面談した。 キム議員は水産協同組合側に人権侵害をやめて水と電気を供給するように要求したが、 水産協同組合側は旧市場の電気と水道を回復できないように措置をしたので、そうできないと伝えた。

民主露天商全国連合のチェ・ヨンチャン委員長は 「水産協同組合は断電・断水措置で最低の人権も保障しないでいる」とし 「一生ここで商ってきたお年寄りに対して一方的に(現代化事業を)進めて、 今は人道的対応もせず暴力を行使している」と明らかにした。

午後8時15分現在も、 集会の参加者は現代化市場の駐車場入口を遮断して 警察と対峙している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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