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現代車の前で鈍る「ユソン企業労組破壊」処罰の刃

ユソン氾国民対策委・民衆共同行動が現代車の処罰を要求

キム・ハンジュ記者 2018.11.07 14:31

ユソン企業労組破壊の処罰の刃が唯一、現代車グループの前だけでは鈍っている。 昨年2月、ユソン企業の柳時英(ユ・シヨン)会長が、 去る8月には創造コンサルティングのシム・ジョンドゥが拘束されたが、 現代車グループに対する処罰ははるかに遠い。 このうちユソン氾国民対策委(労組破壊犯罪者ユソン企業・現代車資本処罰! ハン・ガンホ烈士闘争勝利! 汎市民対策委員会)と民衆共同行動が 現代車グループのユソン企業労組破壊の責任を問い、強力な処罰を要求した。

ユソン氾国民対策委と民衆共同行動は11月7日、 良才洞の現代起亜車グループ本社前で記者会見を行って 「ユソン企業の昼間連続2交代制を防ぐために、 現代車グループがユソン企業の労組破壊を主導したが、 現代車グループは現在何の処罰も受けていない」とし 「裁判所は11月20日に現代車グループ役員に対する裁判を再開する予定だが、 今回は必ず現代車財閥を処罰して、 8年間続いたユソン企業労組破壊を終わらせなければならない」と明らかにした。

彼らは「2012年に検察が押収捜索をして現代車の労組破壊介入の証拠を確保したが、 2013年に不起訴処分にした」とし 「また検察は、財閥を処罰しろという声が高まった昨年5月、 控訴時効3日を残して現代車役職員を起訴したが、 裁判所が使用者側の違憲法律審判請求で公判を中止させた。 裁判所と検察がキャンドル抗争の大衆的な要求をあざ笑い、 現代車財閥を庇護する局面だった」と指摘した。

キム・サンウン弁護士は記者会見で 「現代車のユソン企業の労組破壊への介入は、すでに大法院判決で認められた」とし 「したがって、現代車の処罰は柳時英(ユ・シヨン)、シム・ジョンドゥより厳重に下されなければならない。 特に12月に開かれる裁判では、現代車の役員が労組破壊の犯罪を自白して問題解決に動くべきだ」と伝えた。

ユソン企業嶺東支会のイ・ジョンフン支会長は 「現代車のユソン企業労組破壊介入はすでに明らかになった。 鄭夢九(チョン・モング)会長と柳時英(ユ・シヨン)を必ず拘束しろ」とし 「柳時英会長は10月15日、 ユソン企業の労働者がユソン企業ソウル事務所での座り込みに突入すると逃げ出した。 もうすぐ開かれる裁判で、司法府と現代車、ユソン企業がどうするのかを見守る」と話した。

民主労総のイ・サンジン副委員長も 「ユソン企業労組破壊に青瓦台、雇用労働部、警察まで介入した情況が表れ、 その頂点には現代車グループがあった」とし 「しかしユソン企業労組破壊処罰の刃は唯一、現代車大企業の前でだけは鈍った。 鄭夢九現代車グループ会長は8年労組破壊を終わらせるために決断をしなければならない」と強調した。

一方、ユソン企業の労使交渉が11月9日に開かれる。 労組は交渉で、 △労組破壊責任者処罰、 △団体協約原状回復、 △御用労組解体、 △労組破壊8年の諸般の問題などを要求する予定だ。 労組側からは金属労組委員長、金属労組忠南支部支部長、ユソン企業牙山支会長、嶺東支会長が参加し、 使用者側からはユ・ヒョンソク社長(柳時英会長の息子)、チェ・チョルギュ労務代表が参加するものと見られる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-11-11 21:11:13 / Last modified on 2018-11-11 21:11:16 Copyright: Default

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