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現代車労組「光州型雇用、労働者の賃金を下降平準化させる」

文在寅大統領、与野5党「超党派的支援合意」、「ポピュリズム政策」

ユン・ジヨン記者 2018.11.06 14:47

金属労組現代車支部(委員長ハ・ブヨン)が光州型雇用は労働者全体の賃金を下降平準化させるとして反対の立場を明確にした。 彼らは光州型雇用が韓国自動車産業没落の信号弾になりかねず、 使用者側が光州型雇用事業への参加を中断しなければ全面ストライキに動く計画だ。

現代車支部は11月6日午前、蔚山工場で記者会見を行って 光州型雇用推進の中断を要求した。 彼らは「光州型雇用の本質は韓国労働者の賃金全体の下降平準化とも合致する反労働者的な政策であり、 韓国自動車産業の危機を加速する政策」だと主張した。 現代自動車の団体協約によれば、 光州型雇用のような投資については労使間で審議議決を経なければならないが、 現代自動車支部の意見が排除されたという批判も続いた。

また現代車支部は 「光州型雇用は文在寅(ムン・ジェイン)政府の所得主導成長論にも真っ向から反する」とし 「光州型雇用の労働者は正規職労働者の半額の年俸で、所得不平等はさらに深刻になり、 社会の二極化も解消が難しい」と主張した。 また光州型雇用が自動車生産の重複過剰投資を呼び、韓国自動車産業の没落を引き起こして、 現在過飽和の軽自動車を追加生産すれば他の自動車工場地域の雇用が減少する風船効果が現れると主張した。

これまで遅々として進まなかった光州型雇用は去る6月、 現代車が投資意向書を提出したことで議論の中心に立った。 10月31日には光州市と光州地域韓国労総などの労働界が 「投資誘致成功のための円卓会議合意文」を発表した。 11月5日には文在寅大統領と与野5党院内代表が 光州型雇用の成功的な定着のための超党派的支援に合意した。

現代車支部は「文在寅大統領と与野院内代表が11月5日に光州型雇用について超党派的支援に合意したのはポピュリズムの態度」とし 「文在寅大統領は光州型雇用だけにしがみつかず、 蔚山や昌原などの完成車メーカーと部品メーカーの労働者の雇用を生かす 雇用安定対策をたてなければならない」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-11-09 19:53:23 / Last modified on 2018-11-09 19:53:27 Copyright: Default

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