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「平等を発議しろ」差別禁止法の制定を要求する大規模デモ予告

差別禁止法制定連帯、10月20日に光化門〜国会「平等デモ行進」を宣言

チェ・ハンビョル ビーマイナー記者 2018.10.17 13:06

[出処:ビーマイナー]

差別禁止法の制定を国会に要求し、 大規模なデモ行進と1人デモ、モバイル行動など、 各種の市民行動が大々的に進められる予定だ。

差別禁止法制定連帯は10月16日午前、 国会前で記者会見を行って差別禁止法の早急な制定のため 「平等デモ行進」などの市民行動を宣言した。

平等デモ行進「われわれは行く」は、10月20日(土)に世宗路公園で開かれる 「難民歓迎(Refugees Welcome)」プレイベントを始め、 午後2時に光化門を出発して国会に到着する日程だ。 この日の平等デモ行進には差別禁止法制定連帯に所属する118の団体が 釜山、大邱、忠北、忠南など全国各地からソウルに集結する予定だ。

平等デモ行進に続き 「平等を発議する国会議員を探します」モバイル行動も進められる。 差別禁止法制定連帯が作ったモバイルプラットホームを使い、 市民は国会議員に差別禁止法制定を要求するEメールを送って回答を要請する。 また10月下旬から12月までは国会と全国の党舎前で差別禁止法制定を要求する1人デモも行われる予定だ。 on/offラインの差別禁止法制定署名も並行する。

差別禁止法制定連帯は 「2013の年差別禁止法案撤回以後、 人権強化のための多くの法案撤回が繰り返されてきた」とし 「先日は『人権教育支援法が学校で同性愛教育を認める法案』だとしてヘイト団体の集中攻撃を受け、 結局法案が撤回された」と指摘した。 特に、韓国は来年3月の国連社会権委員会勧告履行報告を控えている。 国連社会権委員会は昨年、韓国政府に包括的差別禁止法制定を主要勧告事項として提示した。

差別禁止法制定連帯は 「今年は世界人権宣言70周年」とし 「今がまさに差別禁止法制定のゴールデンタイムだ。 国会は今すぐ平等を発議しろ」と要求した。

タサン人権センターのパク・チン常任活動家は 「2015年、国連自由権委員会は韓国に『包括的差別禁止法制定』を勧告し、 1年間集中的に監視すると主要議題に定めた。 続いて2017年には国連社会権委員会も包括的差別禁止法制定を至急要求して、 18か月以内に履行を確認するとも話した」と説明した。 パク活動家は「差別禁止法は『制定されるしかはない』法」だとし 「それなら国会議員はこの法を妨害する人物として歴史に記録されるより、 法案を発議した議員として名前を残すことを市民のひとりとして勧告する」と強調した。

韓国女性民友会のキムミン・ムンジョン代表は 「今年の初め、国連女性差別撤廃に関する韓国政府履行状況点検にNGO参加団として参加した」とし 「当時、委員は声を合わせて『なぜまだ差別禁止法が制定されていないのか』と指摘し、 現場で本当に心苦しくて恥ずかしかった」と伝えた。

キムミン代表は「国際協約に加入するということは、 その協約の精神にあわせて、国際社会の人権基準に合わせて国内の人権基準を向上させるという約束を意味」するとし 「だが韓国はまだヘイトに無感覚で、これを放任しているのが現実だ」と批判した。 そのためキムミン代表は「政府と国会はこれ以上国内外的な責任を回避せず、 今すぐ差別禁止法を制定しろ」と要求した。[記事提携=ビーマイナー]

[出処:ビーマイナー]

[出処:ビーマイナー]

付記
この記事はチャムセサン提携言論ビーマイナーの文です。

原文(ビーマイナー/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-10-19 06:06:20 / Last modified on 2018-10-19 06:06:21 Copyright: Default

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