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現代起亜車非正規職労働庁でハンスト5日目…「最後通牒」

労組「重大な決心の前に最後の要求」

キム・ハンジュ記者 2018.09.26 13:05

現代起亜車の非正規職労働者たちが不法派遣判決による直接雇用を要求して ソウル雇用労働庁を占拠してから7日目、ハンストを始めて5日目だ。 非正規職労働者たちは9月26日、どんな措置も取らない政府に対して「最後通告」を送った。

非正規職労働者たちは「最後の立場書」で 「私たちは重大な決心をするに先立ち、今日(9月26日)政府に最後に要求して訴える」とし 「政府が最低限の要求を無視するのなら、われわれはこちらで死ぬことを覚悟して闘争する」と伝えた。 労働者たちが重大な決心と示唆したこと、占拠とハンストに続き、闘争の程度を強めるということと見られる。

非正規職労働者たちは「最後の立場書」で △14年間放置した現代起亜車の不法派遣処罰、 △直接雇用是正命令、 △当事者と元請の直接交渉成功を要求した。 政府がこの要求事項に対し責任ある回答を出せば座り込みを解除するというのが労働者たちの立場だ。

だがソウル雇用労働庁は26日まで、労働者たちに退去要請書を5回送った。 公権力の投入も無視できない状況だ。 労働者たちは「政府が非正規職座り込みは不法だ何だと言って公権力の投入で脅迫している」と明らかにした。

また労働者たちは起亜車の特別採用に反対する立場を強調した。 労働者たちは「財閥の不法を免罪して裁判所の判決まで紙切れにする特別採用という便法によって、われわれは正規職になりたくはない」とし 「大韓民国の誰もが知っている現代起亜車の不法派遣が処罰されずに法の上に君臨するのなら、 どの財閥も法を守らないだろう。 同時に1100万の非正規職は法でも救済されず、希望も消えるだろう」と伝えた。

先立って起亜車は9月20日、不法派遣訴訟を取り下げることを前提に社内下請非正規職労働者たちを特別採用することにした。 合意によれば、未払い賃金の解決方案や勤続認定はない。 使用者側が非正規職労働者を特別採用して、裁判所が判決した不法派遣の責任から免れようという胸算用だ。 26日現在まで、非正規職の多くが合意に反発し、特別採用を拒否して占拠ハンストを続けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-10-05 03:41:08 / Last modified on 2018-10-05 03:41:09 Copyright: Default

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