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LNJ Logo 韓国:創造コンサルティング代表を法廷拘束…懲役1年2か月
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創造コンサルティング シム・ジョンドゥ法廷拘束…懲役1年2か月

金属労組「量刑不足、司法府に怒り」

キム・ハンジュ記者 2018.08.23 15:29

創造コンサルティングで労組破壊を主導した シム・ジョンドゥとキム・ジュモクが8月23日、 懲役1年2か月を宣告されて法廷拘束された。 全国金属労働組合は労組破壊犯罪と比べて刑量が低いと反発している。

ソウル南部地方法院(刑事5単独イム・ジョンヒョ判事)は、 シム・ジョンドゥ、キム・ジュモクに対して労働組合法違反容疑で 懲役1年2か月、罰金2千万ウォンの実刑を宣告した。

裁判所はシム・ジョンドゥがユソン企業とヴァレオ電装などで、 法違反行為を知りつつ労組破壊を主導し、 被告人は反省しておらず証拠隠滅行為があったと 量刑の理由を明らかにした。

金属労組は宣告直後に論評して 「資本と権力のために労組を破壊し、 これを通じて私益を得た反社会的犯罪者に実刑は当然だ」とし 「むしろ民主社会でとても容認できない犯罪に対する処罰が せいぜい実刑1年2か月と罰金2千万ウォンだという事実に怒りを感じる。 不当労働行為と反労働犯罪に対する刑量と処罰が軽微に終わっている現実は、 労組破壊犯罪を根絶できなくするばかりか助長している」と明らかにした。

続いて「5年かけて裁判の結論が出たが、 1審の宣告結果は労組破壊犯罪の代価としては不足で、 実刑を受けても彼らは自分の罪を反省しないだろう」とし 「また、さらに手遅れになる前に被害者の名誉回復と被害補償が行われるべきで、 創造コンサルティングの背後にある財閥と政治家の残る罪も追跡し、 代価を払わせなければならない」と伝えた。

『損賠仮差押えを捉えて、手に手を取って(ソンチャッコ)』も 「軽い処罰では労組破壊で日常が破壊された労働者たちに対し平和な職場を戻してやれない」とし 「裁判所が柳時英(ユ・シヨン)ユソン企業会長に続き、 再び『軽い処罰』をしたのは現実をきちんと見なかった結果であり、 相変らず司法府が弱者の位置から遠く離れていることを見せた」という論評した。

創造コンサルティングは、ユソン企業をはじめとする金属労組事業場で 「労組破壊シナリオ」によって御用労組設立、職場閉鎖、不当解雇などを主導した。 創造コンサルティングは7年間で169の企業の労務管理をコンサルティングし、 14の労働組合を瓦解させた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-26 19:54:39 / Last modified on 2018-08-26 19:54:43 Copyright: Default

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