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甲乙オートテック労組、特殊公務執行妨害致傷に無罪

天安支院「警察の公務執行は正当ではなかった」

キム・ハンジュ記者 2018.08.23 13:43

[出処:メディア忠清資料写真]

大田地方法院天安支院が8月22日、 甲乙オートテック労働者の特殊公務執行妨害致傷事件で 無罪を宣告した。

先立って検察は2016年7月、甲乙オートテックの労働者たちが工場の前で集会を行っていた時に警察に傷害を負わせたとし、 労働者2人を4月に起訴した。 しかし裁判所は集会を申告した場所に移動しようとする労組の進路を妨害したのは 警察の正当な公務執行ではなく、 これにより発生した負傷は労組の責任とは言えないとし、無罪を宣告した。

事件は2016年7月、甲乙オートテックが労組破壊シナリオの一環として職場閉鎖を断行、 2016年8月に大規模委託警備投入を予告したことで始まった。 2016年7月31日、金属労組甲乙オートテック支会の 労働者、連帯市民約800人が工場の前に集まって用役投入を糾弾する集会を開く予定だった。

当時、警察は工場の中の労働者を孤立させ、集会を源泉封鎖した。 労働者たちはスクラムを組んで警察の阻止線を突破する過程で、 労働者と警察が負傷した。 この日の衝突で民主労総組合員3人が逮捕され、 数十人が肋骨を折るなど大怪我をした。

こうした情況について裁判所は、 警察が労組が申告した集会を妨害したと判断、 集会を開催するために抵抗した労働者の行動を正当防衛と見たのだ。

甲乙オートテック支会のイ・テヒ支会長は8月23日、 チャムセサンとの通話で 「検察と警察が2016年から労組破壊を行った甲乙オートテック資本を庇護した国家機関だったということがわかった」とし 「国家機関らは甲乙資本と共にすべての責任を労組に押し付けようとしたが、 今回の宣告で彼らの行為が正当ではないことが明らかになった。 国家権力と甲乙資本に警鐘を鳴らした」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-26 19:41:16 / Last modified on 2018-08-26 19:41:17 Copyright: Default

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