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起亜車元請管理者が非正規職を暴行…2人が応急搬送

社内下請ストライキに元請管理者代替人員投入、衝突

キム・ハンジュ記者 2018.08.14 21:06

[出処:金属労組起亜自動車非正規職支会]

起亜自動車華城工場の非正規職労働者2人が 8月14日、元請の正規職管理者から暴行され、応急搬送された。

起亜車非正規職労働者たちはこの日、4時間ストライキに突入した。 これに対し元請管理者約100人が代替要員として投入された。 非正規職労働者が不法代替人員の投入をやめろと抗議すると、衝突が発生した。

この過程で合計4人が負傷し、起亜自動車非正規職支会のキム・スオク支会長、 女性代議員1人、計2人が応急搬送された。 キム支会長は腰に怪我をし、女性代議員は肩と手首を負傷した。 特に女性代議員は最近手術を受けたため、暴行を止めてくれと訴えたが、 男性の元請管理者が集団暴力を行使したと言われ、議論が予想される。 キム支会長と代議員は現在、安仲ソウル第一病院に入院している。

[出処:金属労組起亜自動車非正規職支会]

[出処:金属労組起亜自動車非正規職支会]

代替人員が投入されたのは社内下請のシヌだ。 シヌは組み立てラインの完成車を検修工場まで移動する業務を行っている。 シヌの工程は、非正規職労働者が担当している。 今回の起亜車元請の社内下請代替人員投入で、 会社が不法派遣を自ら認めたのではないかという批判もあがっている。

金属労組起亜自動車非正規職支会は暴行事態の直後に立場文で 「起亜車元請の非正規職に対する集団暴行事態は、 合法的な争議行為を破壊する起亜元請の明白な犯罪行為」とし 「また、前例のない元請による直接不法代替人員の投入は、 元請が不法派遣の犯罪を自ら認めたもの」と明らかにした。

続いて「財閥の不法カプチル(パワハラ)に国民すべてが怒っている」とし 「雇用労働行政改革委員会が現代起亜車の不法派遣犯罪を正せと決定してから10日後に 起亜車はまた不法を行っている。 政府は法の上に君臨する起亜車を見守るばかりではいけない」と伝えた。

先立って起亜車非正規職支会は13日にも社内下請非正規職の 正規職転換、解雇者復職を要求してストライキを行った。

裁判所は2014年の1審、2017年の2審で 起亜車の社内下請は不法派遣だと判決した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-22 14:05:19 / Last modified on 2018-08-22 14:05:23 Copyright: Default

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