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民主労総、青瓦台前へ…政府の最賃改悪を糾弾

「文、労働者総決起を呼ぶ試験台に立つ」

キム・ハンジュ 2018.06.05 20:15

6月5日に政府が最低賃金法改正案を議決した中で、 民主労総が青瓦台の前で改正案廃止を要求した。

国会に続いて政府が賞与金、福利厚生費を最低賃金範囲に算入する改正案を通過させ、 労働者の怒りはさらに強まっている。 特に、労働者たちは労働尊重を標榜した文在寅(ムン・ジェイン)政府に対する背信を表出した。

この日の午後6時30分、民主労総の組合員約300人は政府ソウル庁舎の前に集まり、 青瓦台までデモ行進した。 組合員たちはデモ行進しながら 「労働積弊反労働者政権、文在寅政権糾弾」、 「労働者を殺す最賃削減法廃止しろ」、 「最低賃金は罪がない、財閥から改革しろ」等のシュプレヒコールをあげた。 7時10分頃に青瓦台に到着して「最低賃金削減法廃棄! 民主労総文化祭」を開いた。

建設産業連盟のイ・ジョンファ委員長職務代行は文化祭で 「文在寅朴槿恵のようになるのか、 その試験台に上がってきている」とし 「特に民主党は敵のように感じていた自由韓国党と一体になって、 最低賃金削減法を通過させた。 するべきことをせず、むしろ後退させるこの政権の処置は非常に誤っている」と明らかにした。

公共運輸労組のチェ・ジュンシク委員長も 「彼らの本心は最賃法だけに手を付けるのではないという点が明らかになった」とし 「6・30非正規職撤廃10万労働者大会を組織するために、 公共運輸労組は今日(6月5日)中執で民主労総に 『非常現場代表者会議』を提案することを決定した。 民主労総と労働者が全力で戦う準備ができていることを彼らに示さなければならない」と強調した。

民主労総は6月4日から毎日、 青瓦台の前で最低賃金削減法廃棄のための文化祭を開いている。

一方、民主労総が世論調査機関に依頼した結果によれば、 最低賃金削減法に対して国民の2/3が反対している。 拒否権を行使すべきという応答も45.4%で、 改正案を通過させるべきの29.3%よりも16ポイント高かった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-06-08 07:44:11 / Last modified on 2018-06-08 07:44:13 Copyright: Default

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