韓国:表れた司法壟断、また拳を握るKTX解雇乗務員 | |||||||
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表れた司法壟断、また拳を握るKTX解雇乗務員「13年待った。もう待てと言うな」
パク・タソル記者 2018.06.04 15:50
「2006年のストライキで整理解雇された時も、 この不当な解雇が長引かないだろうと信じていました。 しかし2015年2月の寒かった日、 大法院の判決で私たちの自負心は踏みにじられて、不当な整理解雇は正当化されました。 そして愛する友人は3歳の娘を残して自ら命を絶ちました。 あの時われわれは痛嘆の涙を流しました。 われわれはまだその苦痛の中にいます。」 -KTX解雇乗務員が6月4日に発表した大統領に送る要請文より- KTX解雇乗務員たちが文在寅(ムン・ジェイン)大統領に送る要請文を発表した。 梁承泰(ヤン・スンテ)大法院長の時の裁判取り引きと司法行政権乱用の疑いが強まり、 該当判決の被害者たちが大統領にくやしさを訴えている。 [出処:キム・ヨンウク] KTX列車乗務支部とKTX解雇乗務員問題の解決のための対策委員会は6月4日午前、 青瓦台噴水台の前で記者会見を行ってこのような要請文を発表した。 彼らは「キャンドル集会で常識的な世の中になると信じていたが、 鉄道公社は『大法院の判決なので仕方がない』とし、 相変らずわれわれの問題に耳をふさいで口を閉じた。 また絶望が深まり始めた時、梁承泰大法院長が判決を取り引きして、 KTX乗務員の大法院判決もそのうちの一つだという報せに接した」とし 「それでわれわれは大法廷で『私たちの歳月を返せ』と叫ぶほかはなかった。 それ以後に受けた私たちの苦痛の責任を取るべき鉄道公社は謝罪もせず、 相変らず私たちに『思ったより長くなるだろう』と話すだけ」と 司法府と鉄道公社を糾弾した。 彼らは結局「大統領に訴えるしかなかった」とし 「正規職として復職すべきだという1審と2審の判決を鉄道公社が受け入れて、 またKTXに戻してほしい」と要求した。 [出処:キム・ヨンウク] KTX列車乗務支部のキム・スンハ支部長は 「社会の新人だった私たちがいつのまにか非正規職、闘争の象徴になってしまった。 誰もこんな人生は望まなかった。 2004年に入社した時、良い職場に就職することになって誇らしかったし、 両親も喜んでくれる誇らしい娘たちだった。 今日まで路上で問題解決を望みながら座り込みをしている」とし 「私たちの最後の希望である文在寅政府だけは、 もうこれ以上私たちを裏切らないでほしい。 文在寅大統領が候補だった時に話した前向きに(KTX解雇乗務員問題を)解決するというその約束、 必ず守ってくれることを願う」と訴えた。 [出処:キム・ヨンウク] 同日、全国不安定労働撤廃連帯法律委員会、労働人権実現のための労務士の会、 民主社会のための弁護士の会労働委員会などの労働法団体をはじめとする労働法団体は、 梁承泰前大法院長の即刻拘束捜査を要求する声明を発表した。 彼らは「われわれ労働法律家団体の会員が最悪の障害として選んだ判決が、 結局、朴槿恵政権と取り引きするための大法院の野合とインチキの結果だったことを知り、 これらの判決の当事者に劣らず胸の底から込みあげる怒りを越えて、恥かしいほどだ」とし 「司法府が『最後の砦』の役割を放棄して、上告裁判所という自分の利益を追って国政を壟断してきた 朴槿恵政府のためにはばかることなく行った極悪非道な反人権的な判決は、 回復するだけではなく、そのような判決を宣告した裁判官を断罪し、 今後ずっと手本として歴史に記録しなければならない」と強調した。 KTX乗務員判決は、上の労働法団体が2016年最悪の労働人権障害判決に選んだ。 当時、労働法団体は「実質的に勤労者派遣関係、ないし暗黙的な勤労契約関係を認めるに充分だが大法院が『漫然と排斥』した」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-06-08 07:42:30 / Last modified on 2018-07-14 20:32:23 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |