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旭硝子「不法派遣」現場検証…3年ぶりに工場に戻った労働者

チョン・ヨンギル ニュースミン記者 2018.05.29 13:03

5月28日、旭硝子非正規職解雇労働者たちが裁判所に出した 「勤労者地位確認民事訴訟」の現場検証のために、 3年ぶりに工場に足を踏み入れた。 裁判所(大邱地方法院金泉支院)と双方弁護団と共に現場に行ってきた労働者たちは 「現場に行くと今すぐにでも働けるような気持ちだ」とし、早急な問題解決を期待した。

[出処:ニュースミン]

この日の午後2時、大邱地方法院金泉支院と勤労者地位確認訴訟を出した当事者である旭硝子非正規職解雇労働者8人と弁護団、 会社側の弁護団(キム&チャン法律事務所)は、 旭硝子(慶尚北道亀尾市山東面チョムダンギオム路178)の工場に入り、現場検証を行った。

旭硝子の非正規職労働者が2015年7月21日に会社を不法派遣容疑で告訴した事件は、まだ結論が出ていない。 労働部が不法派遣起訴意見で送検したが、 2017年12月に検察(大邱地方検察庁金泉支庁)が不起訴にした。 労働者たちが抗告し、大邱高等検察庁は5月14日に金泉支庁に再調査命令を下した。

検察の起訴の可否が2年を越え、解雇労働者22人は2017年7月13日に勤労者地位確認民事訴訟を提起した。 労働者たちは業務の過程で請負業者のGTSではなく旭硝子から指示を受けたとし 「派遣勤労者保護などに関する法律」第6条の2第1項の雇用義務規定の適用を受けるため、 旭硝子が雇用当事者だと主張している。

現場検証に行った金属労組旭非正規職支会のチャ・ホノ支会長は 「今回の現場調査が旭硝子が雇用責任を持つ十分な証拠になることを願う」と話した。

解雇から3年ぶりに工場の内部に入ったミン・ドンギ氏は 「工場はそのままだ。ゲタ箱にもそのまま名前がついていた。 旭硝子も復職すると思ってそのままにしておいたようだ」とし 「すぐ職場に戻れればうれしい」と話した。

旭硝子は2015年5月29日、下請企業のGTSで労働組合が結成されると1か月後の6月30日、 GTSに請負契約解止を通知した。 GTS所属の労働者178人は解雇通知を受けた。[記事提携=ニュースミン]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-06-06 08:50:57 / Last modified on 2018-06-06 08:50:58 Copyright: Default

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