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東国大の清掃労働者が直接雇用に合意

ソウル地域の大学の清掃労働者問題はすべて決着

鄭皓駿(チョン・ホジュン)チグミョギ記者 2018.04.25 19:41

▲24日東国大と労組が直接雇用に合意した。[出処:民主労総ソウル一般労組]

東国大清掃労働者問題は、 大学と労組が直接雇用に合意することにより、 占拠座り込みから86日で解決した。

東国大のハン・ボグァン総長と民主労総ソウル一般労組のキム・ヒョンス委員長は 4月24日晩、東国大総長室で 「東国大は清掃勤労者を2019年2月1日付で直接雇用する」と合意した。

そのために「2018年9月1日、『直接雇用のための実務協議体』を 学校、曹渓宗社会労働委員会、ソウル一般労組、東国労組(清掃)、専門家2人で構成」 することにした。

彼らはまた東国大がテガBMに 「2018年4月25日付で用役解約を通知」することに合意した。

このように東国大が労組と合意したことで、 2018年の初めからソウル地域大学街で相次いだ清掃労働者問題は すべて決着した。

先立って東国大をはじめ高麗大、弘益大、延世大は2017年末に定年退職した清掃労働者の空席を 勤労奨学生、時間制アルバイトなどに変えようとしたが、 各大学労組の反発により計画を撤回したことがある。

ソウル一般労組のキム・ソンギ教宣局長は 「弘大など他の大学の清掃労働者問題は、人員補充の要求が全てだった」とし 「東国大は悪徳用役業者の退出問題があったので戦いが長くなった」と 〈カトリックニュース・チグミョギ〉に話した。

続いて彼は今回の合意を 「民主労組を破壊した業者をはね除けたうえ、 私立大学が直接雇用を予告した記念碑的な事件」としつつ 「警備労働者が今回の直接雇用合意に入れなかったのは残念」と話した。

民主労総ソウル一般労組東国大施設管理分会の組合員47人は 今年の1月29日から東国大本館総長室の前を占拠して座り込みを続けてきた。 2017年の末に定年退職した8人を補充してくれという要求であった。

その後、労組は3月5日に東国大との初の面談で、 学校と清掃用役契約をしたテガBMとの契約解止を要求したが、学校側は拒否した。 労組は学校側が労組破壊を目的としてテガBMを選定したと主張した。 組合員18人は3月8日、テガBMの退出を要求して集団で断髪した。

事態が長びき、3月21日に共に民主党乙支路委員会の議員が学校理事長と総長に会って直接雇用を約束させたが、 学校側が労組との何の対話もせず、履行の努力を見せないため、 オ・ジョンイク分会長とソウル一般労組のキム・ヒョンス委員長は 4月16日から学校本館前の野外座込場で断食をしてきた。[記事提携=カトリックニュース・チグミョギ]

原文(チグミョギ/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-05-01 12:08:13 / Last modified on 2018-05-01 12:08:16 Copyright: Default

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