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現代車販売委、金属労組委員長暴行で議論

非正規職の労組加入に正規職が集団で反発

キム・ハンジュ記者 2018.04.19 16:08

金属労組のキム・ホギュ委員長が4月17日に開かれた中央執行委員会(中執)会議で 現代車販売委員会(販売委)の組合員から暴行されたという論議がおきている。

この日、中執には現代車販売代理店の非正規職による全国自動車販売連帯労組(販売連帯)の金属労組集団加入の案件が上程された。 正規職労組の販売委組合員50人ほどが案件処理を妨害し、暴力事態が発生した。

先立ってキム・ホギュ委員長は前の中執だけでなく、 金属労組代議員大会、中央委員会でも案件を上程して処理しようとしたが、 販売委によっていつも阻止された。

議長(金属労組委員長)席側からこれを目撃していたA氏は 「議長(キム・ホギュ委員長)がこの日の中執で案件を採決に送ろうとすると、 販売委の組合員数十人が舞台に上がって委員長を取り囲んだ」とし 「舞台で組合員たちは委員長の首を押して壁の隅に押した。 議長席から壁までの距離は約2〜3mだった。 キム委員長は壁にぶつかって床に倒れた。 彼らは舞台を見えないように陣を敷いた」と明らかにした。

別の目撃者B氏は 「衝突で二回会議が中断したが、 会議再開後にまた議長が採決しようとすると、 販売委の組合員たちは議事棒とマイクを奪って会議室の照明を消した。 賛否投票を確認できないようにする動きだった。 販売委の組合員たちは会議を撮影した金属労組のカメラを隠す一方、 現場を撮影したある地域支部長の携帯電話も奪った」と伝えた。

目撃者の証言によれば、衝突は約2時間以上続いた。 この過程でキム委員長をはじめ、 金属労組事務局幹部約5人が打撲傷、擦過傷などの怪我をした。

販売委員会のペ・サンユン議長はチャムセサンとの通話で 「暴力は使わなかった」とし 「金属労組は一方(販売委員会)の話は聞かない。 支店(正規職)と代理店(非正規職)は20〜30年間、敵対的関係だった。 この関係設定を金属労組115次中央委員会で代案を作ることにした。 しかし金属労組が運動的な観点だけで採決を強行したので衝突が起きた」と明らかにした。

一方、金属労組自由掲示板には 「現代車販売委中執の妨害暴力、暴行者は懲戒除名しろ」、 「販売委員会の事前の共謀による組織的暴力」等の掲示文が書き込まれた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-25 02:17:39 / Last modified on 2018-04-25 02:17:40 Copyright: Default

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