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セウォル号家族、全泰壹財団千人目の会員加入

ヨンソクお父さん「労働者の痛み抱きしめたい」

キム・ハンジュ記者 2018.03.26 14:55

セウォル号遺族2人が全泰壹(チョン・テイル)財団に加入した。 ヨンソクの父親オ・ビョンファン氏は1000人目の後援会員で、 ソンビン母親のキム・ミヒョン氏は998人目の会員として加入した。 セウォル号家族が全泰壹財団に加入したのは今回が初めてだ。

▲左からヨンソクの父親オ・ビョンファン、ソンビンの母親キム・ミヒョン氏

全泰壹財団とセウォル号家族は3月26日、 鍾路区にある全泰壹財団事務室で記念懇談会を開いた。 オ・ビョンファン氏はこの席で 「セウォル号惨事以後、すべての人々の痛みを理解するようになった」とし 「私も安山の労働者として暮らしてきた。 全泰壹財団は労働者たちが過去に圧迫と苦痛を受けた歴史を社会に知らせている。 とても遅くなって全泰壹財団に参加することになって申し訳ないだけだ。 もうすぐ発足する4・16財団も全泰壹財団と同じように、すべての社会の痛みを抱きしめる」と話した。

キム・ミヒョン氏は 「私は安山のある英語入試学院で26年間、子供たちを教えてきた。 私が教えた5人の生徒が一緒にセウォル号惨事にあった。 惨事の後、全てが変わった」とし 「私がこの年まで苦しい生活をせずにすんだのは、 大変に生きてこないことは全泰壹財団のように戦ってきた人々がいたからだ。 これからみんなにどんな助けになる生活を送るのかを考えて加入することになった」と伝えた。

全泰壹財団の李秀浩(イ・スホ)理事長は 「セウォル号遺族お二人の加入で全泰壹財団が4・16財団と出会った」とし 「全泰壹の最後は『私の死を無駄にするな』という意だった。 セウォル号の子供たちもとんでもない死を迎えた。 4・16財団と全泰壹財団の役割は、 社会の安全な軸を用意することだと思う」と述べた。

彼らは懇談会の後、平和市場前にある全泰壹像を訪れて黙祷した後、 セウォル号リボンをかけた。

オ・ビョンファン氏は 「光化門広場に1700万が集まって、朴槿恵(パク・クネ)、李明博(イ・ミョンバク)の両方を拘束させた」とし 「これからが重要だと思う。 労働者と子供たちが安全に暮らせる世の中を全泰壹と共にひらく」と伝えた。

一方、4・16財団は5月12日に創立総会を開く。 4・16財団はセウォル号家族と国民が発起人になって設立され、公益的な活動を支援する。 現在、300人以上の国民が発起人に加入している。 全泰壹財団は4・16財団の発起人に参加している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-05 10:32:26 / Last modified on 2018-04-05 10:32:30 Copyright: Default

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