本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:韓国GM群山工場閉鎖阻止地域対策委結成
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1522701620723St...
Status: published
View


韓国GM群山工場閉鎖阻止地域対策委結成

対策委「GMの徹底した監査と群山工場閉鎖撤回を」

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2018.03.19 19:19

全北地域の労働市民社会団体が 韓国GM(GM)群山工場閉鎖を阻止するための対策委員会を作って対応をはじめた。 民主労総全北本部など32の市民団体が構成する対策委は 「GM群山工場閉鎖阻止および正常化のための道民対策委員会」と名前を決めた。

対策委は3月19日に全北道庁で記者会見を行って 韓国GMには群山工場閉鎖撤回を、政府にはGMに対する徹底した監査を要求した。

[出処:チャムソリ]

対策委は「韓国GMが群山工場閉鎖を決めてから1か月経った状況で、 政府、政党などの社会各界の動きとGMの立場がマスコミを通じて伝えられているが、 群山工場に関する内容は何もないのが実情」と診断し、 「群山工場の正常化は様々な角度から重要な問題」と話した。

対策委は、韓国GM事態は超国籍企業の破廉恥なGMの経営と、 これをきちんと統制できない政府の責任が大きいという点を指摘した。

対策委は「グローバルGMが利益をあげ、子会社に負債を転嫁する 典型的な超国籍資本による食い逃げの態度から始まった今回の事態は、 2大株主である産業銀行の黙認と幇助の中で行われた」と話した。

続いて対策委は「産業銀行は2010年にGMと追加協約書を締結し、 独自生存の権利を得たと自慢したが、 群山工場の閉鎖が目前に近づいている今もその権利を行使できずにいる」と指摘した。

それと共にGM事態解決のための政府の動きに憂慮の意を伝えた。 対策委は「3月14日、産業銀行はGMから資料提供の協力同意を受けずに実態調査を始めた」とし 「実態調査への参加保障を要求した労組を排除して行われる 実態調査は不良実態調査に転落する余地が高い」と話した。

[出処:チャムソリ]

また、「政府はこうした状況でGMが要求する『外国人投資地域』の指定と 新規出資参加まで検討している形」とし 「政府が断固たる原則なくGMの問題を解こうとすれば、 問題はさらに複雑になる」と話した。

そして対策委はGM事態についての議論の過程で 群山工場に対する話が抜けていた点を深刻に受け入れた。 対策委は「全北道内のGM群山工場労働者1500人だけでなく、 下請・協力業者労働者数万人の生計を奪う結果を生む」とし、 群山工場閉鎖反対の立場を明確にた。

続いて「政府は必要な時に韓国GMの法定管理・経営権買収の可能性まで開いておいて、 事態の解決に動くべきだ」とし 「超国籍企業による経済従属を阻止するために最善を尽くして対抗する」 と話した。

一方、対策委は4月から大規模集会と群山市民キャンドル等により、 群山工場閉鎖阻止意見を集める予定だ。[記事提携=チャムソリ]

付記
この記事はチャムセサン提携言論チャムソリの文です。

原文(チャムソリ/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-03 05:40:20 / Last modified on 2018-04-05 10:57:41 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について