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希望退職を申請した韓国GM労働者が自殺

労組「すべての組合員が雇用不安」

キム・ハンジュ記者 2018.03.08 19:51

韓国GMで希望退職を申請した労働者が3月7日に自殺した。 労組は現在すべての労働者が雇用不安を訴えているとし、 今回の構造調整の余波が労働者の死亡に影響を与えたものと推定している。

韓国GM支部によれば、 警察は仁川のある公園で木に首を吊って死んでいる故人を発見した。 警察は故人の遺書の有無を把握中だ。

故人は韓国GM富平工場組み立て2部で働いていた。 韓国GMで働いてから30年になった。 正規職の労働者たちは最近の構造調整で1週間に3日働く日が増えた。 出勤しない日には出勤日の賃金の70%だけが支払われ、 労働者たちは生計維持を訴えてきた。

現在、韓国GMの25年目正規職の基本給は約230万ウォン程度だ。 残業手当て、休日労働をしてやっと300万ウォンを越える。 故人は夫人と20代の息子1人、10代の息子1人がいる。 労組はほとんどが家長である正規職労働者たちは、 出勤しない日には他の工場で働いて生計を維持していると伝えた。

故人は脳出血の持病を抱えていた。 2016年には会社を休んで入院している。 会社に復帰しても脳出血の持病と会社の将来についての悩みを同僚に打ち明けたという。

労組の関係者は「構造調整で韓国GMの労働者たちが抱くストレス、雇用不安は相当だ」とし 「5年間、整理解雇された私も現在は鎮静剤を一日に二回飲んでいて、 睡眠剤なしでは眠れない。 韓国GM支部の組合員1万人の状態はすべて深刻だ」と明らかにした。

一方、韓国GMは3月7日に希望退職申請者2500人に承認通知をした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-03-13 22:47:08 / Last modified on 2018-04-05 10:58:44 Copyright: Default

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